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くろま流 × NAGOYA式 ブログ

名古屋在住者の視点から地域産業・観光を通した活躍を応援。

 アイドルの「寿命」って? 地域に欠かせない存在

 

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 つい最近、アイドルグループのお一人が急な様態変化によって、お亡くなりになられたニュースは、関係者ならずとも悲しいことですね。

 アイドルと言えばまだまだ若い前途有望な若者なわけで、これから羽ばたこうという時期に、誰も予測できない死を迎えなくてはならなかったのは、とても残念な話ですし多くの人の目に触れる機会の多い業界だけに、その死の意味もより複雑なものになって、さまざまな影響があるだけに、無視できません。

 

 

 さて、今回のお題は今まちおこしにも大活躍している、アイドルを取り巻く変化について記事りますが、今時アイドルは不変でなく、作られたものからより普段使いの形態へ変わろうとしているのかもしれません。

 つまり、レコード印税で食える時代でなく、歌って踊って、ドサ回りする大道芸で、作られたアイドルより人間らしいキャラが求められるのかな、と思われます。

 

 愛知県を拠点に全国区で活躍中の「ボイメン」ですね、、地域振興の面で筆者も注目していますが、彼らは全国区(またはアジア圏)を視野に入れながらも、ローカルや深夜帯の持ち番組で、色々とアイドルの可能性を模索していて、好感が持てます。

 ご当地(東海、全国区?)で深夜帯で放映されている「ボイメン・ツタエルトラベル」や「忍者ボイメンくん2」などを見ていると、メンバーそれぞれのキャラの引き出し方がとても面白く絶妙で面白かったり、なにより作られ感が無くイキイキとした彼らを応援したくなりますね。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

 筆者は、アイドル全盛と言われた昭和時代から当に王道のアイドルたちをリアルタイムで見てきましたが、飾られたアイドルの時代から、今や地域アピールに無くてはならない「アイドル」は、大きく変わってきているようです。

  筆者の世代では、アイドルと言えば、西城秀樹山口百恵松田聖子やジャニーズなど、東京中心に活躍したスターを思い出してしまいますが、その影で芸能人と呼ばれるタレントさんは、地方巡業(古っつ)など、名前を売るためにオフなどに全国を回る慣習は初期の頃からあったわけです。

 

 その発送を覆して地方からアイドルを育てる手法が、某氏(あの秋元氏です)のおニャン子から始まって、AKB48でアイドルの性質をも変えて、今やすっかりスポーツ産業のように地域密着化を定着させました。

 そう言った地方アイドルの手法は、日本独自のビジネス形体として、アニメマンガと共にアジアを中心に拡大したのは、喜ばしいことです。

 

 アイドルの役割が大きく変化したキッカケとして、21世紀前後からアイドルが低迷した時期があったのがひとつの引き金となっているようです。

 詳しいひとなら何となく記憶の残っている方も多いと思いますが、そのアイドルの寿命と言う一つのバロメーターがあって、それが伸びていると言われているようで、時代のニーズの変化に伴う、アイドルというサプライの変化と捉えられる、ちうことでしょうか。

なぜアイドルの「寿命」は2010年代に入って劇的に伸びたのか(柴 那典) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

gendai.ismedia.jp

 

 上の記事でかつて「寿命」やひどい言い方では「賞味期限」などどいう、まるでアイドルをJASで規格された製品のように比喩されていた時代があって、今でもそうなのかもしれませんが、マーケットの冷え込みや変化があって、もう少し人間的なものに変わっているのかもしれません。

(記事引用)

音源よりもライブで稼ぐ時代

では、なぜ「音楽は売れない」のに「バンドもアイドルも生き残る」時代になったのか?

そこには、一つのシンプルな解答がある。

音楽業界の構造が変わり、いまや音源よりも興行が重要な収益となっているから。つまり、CDよりもライブで稼ぐ時代になっているのだ。市場規模の変化をグラフ化するとそのことがハッキリする。

縮小が続く音楽ソフト市場に比べ、ライブ・エンタテインメント市場は好況だ。10年代初頭から動員数も売り上げも右肩上がりで拡大が続いている。

ぴあ総研の調べによると、2015年の音楽ライブ・エンタテインメントの市場規模は3,405億円。2010年からの5年間で2倍以上に市場が拡大した。この数字は、前述した2015年の音楽ソフトの市場規模(約2,544億円)をすでに追い抜いている。(上部記事一部抜粋)

 

 一頃アイドルに限らず歌をなりわいにしたタレントは、CD全盛期をもって、売れまくった時期がありました。

 その成功事例を引きずったタレントは、今や消えて行った経緯がその寿命と言う一つのブームと捉えられるのでしょう。

 

 しかし時代はITの時代を迎える中で、今や話題になっているアイドルは、ファンとの触れ合いを重要視アイドルだったりするわけです。

 今や、音楽を売ってなんぼより、ファンと接してグッズを直売するのが主流とのこと、コアなファン層である若い世代が減少する過渡期において、最先端の技術とは逆行とも捉えられる昔ながらのドサ回りが支持されるのは、ある意味ホッとします。

 

 特に日本人は、横のつながりを重視してきたこともあって、横の文化共有はツボなのでしょうし、理にかなっているということかも知れません。

 ただ、海外市場でも、近い文化を持つアジア諸国でも、少なからず受け入れられていることから、これからもしばらくはアイドルの寿命は伸びていくと思われます。

 

 また、アイドルのファンになる方々でそのコアになる層を「オタク」と呼んだりしますが、オタクでなくとも密着型のファンとの交流ともなれば、開催地域のコンサートやイベント会場への移動は、大変なことですね。

 ただ会場となる地域にとっては、先に話題の「君の名は。」の聖地になった飛騨高山の例でもあるように、ファンが地域にお金を落としてくれるので、ありがたいことですよね。

 

 そういう点では地域交通の利便性の向上は重要ですが、ここでアイドルオタクに取った統計で面白い記事をみつけましたが、一説には開催地域によっては、その都度交通の便が違っていて、ファンの足に大きな影響を及ぼしているとも言います。

 単に東京で開催すれば、だれでも交通の便がいいとは限らない、つまりファンの出発する起点と、会場の終点が相対的に変わるので、一概にベストな会場を特定するのは困難かもしれないと言うことですが、このことは開催側・主催者側から見ればイベントを組む際に、よほど考えないと客足を減らしてしまう原因になるのは、注意が必要だということでしょう。

遠征好きアイドルオタクに聞いた、どこからが遠い?調査結果

www.womaninsight.jp

 

  筆者の同僚にもアイドルオタクを極める方がいますが、やはり共通の想いをアイドルを核にして繋がりたい思いが強いと言います。

  この前久しぶりに、かつて将来を嘱望されつつも自殺をされた名古屋市出身の女性アイドルの特番を見て、筆者世代なりの往年の想いを思い返しました。

 

 今や、アイドルの存在は若い世代の特権に限らなく、さまざまな年齢層に支持されるのは、アイドルの持つ役割が広がったからでしょう。

 アイドルの寿命が伸びたと言う記事は、高齢になりつつある筆者にとっても、ワクワク出来る存在として、不可欠な存在だと、改めて実感できたお話でした。