くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

「America first!」 米、第45代新大統領就任後の明暗

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  一斉に日本時間の未明に行われた、新大統領就任式の記事が夜中から一斉に書かれましたし、筆者も着信メール音の連打で浅い眠りに悩まされたほどでした。

 その記事のタイトルは……

反トランプデモ、一部が暴徒化 ワシントンで店舗など破壊

トランプ大統領、理念より自国優先主義 就任演説

 

 なんて、結局は彼の主張は根幹で変わっていないようですね。

ア TPPも離脱すると明言しましたし、大統領就任演説直後過去最低の支持率の中就任しました。

 NAFTA再交渉も(抜粋)

 【ワシントン=河浪武史】米国の第45代大統領に共和党のドナルド・トランプ氏が20日就任した。大統領就任式では「米国製品を買い、米労働者を雇って、米国を再び偉大な国にする」と演説し、式典直後には公約通り環太平洋経済連携協定TPP)から離脱する方針を発表した。北米自由貿易協定NAFTA)の再交渉も表明し、政権発足と同時に通商政策の抜本転換を打ち出した。

 

 今回は、新大統領就任は今後日本の地方経済にも、大きな影響が出ることが予想されるだけに、この機会に早速触れておきたいと思います。

 中流階級に最大利益を強調し、アメリカ第一を唄うも、就任式会場周辺でjは器物破損などの、久しぶりに荒々しい反対デモや暴動が起こった、会場も空席が目立つなど厳しいスタートなりました。

 

 このような敵を多い中で、のトランプ大統領の手腕は、経営者の手腕で成功したように結果を残すのか、これだけ大統領権限を最大限利用して、やりたい放題しようとしているだけに、注目ですね。

 しかし目新しいことは特に無くある意味、かつての西部開拓時代のアメリカンスピリットならぬ、モチベーションを復活させようとする気概あふれる、シンプルなメッセージ留まったようです。

 

 このメッセージが、今後どこまで白人以外の多国籍かした国民に支持されるのか、課題は山積していますが、日本としては変に彼の動向に遇左右されないよう、粛々とやるべきことを、顔色を気にせず進めるしかないでしょうし、彼の言動はわかりにくいとは言われますが、かつての田中角栄元総理を彷彿とさせる、と言ったほうが日本人にはわかりやすい、経済端の苦労人の匂いがします。

 しかしながら、これだけ自由化放任化した米国内を、かつて成長目まぐるしい時代のようにまとめ上げるのは容易では無いはずで、逆行とも退化とも取られかねない真新しさの無い彼の方針が、保守に戻るという意味で本当に逆行なのか、今後日本はもちろん世界に与える影響はどのようなものか、興味はつきません。

 

 しかしながら輸出産業が主力の愛知県は、早速試練に巻き込まれたようですね、大村愛知県知事は、祝福に出向くというより各関連州知事や、貿易トップとのすり合わせに奔走することになりそうです。

 また、まとまらなかった名古屋議定書をようやくまとめて提出にこぎつけたようですが、京都議定書締結の際になかなかまとまらなかったように、大きな障壁にならないと良いなとも思いました。

 

「米の影響受けるのは愛知」 知事がトランプ氏就任式へ:朝日新聞デジタル

www.asahi.com

「名古屋議定書」締結に必要な議案 通常国会に提出へ | NHKニュース

www3.nhk.or.jp

 

 各国の関連機関の多くは、「厄介な面倒な見直し」を今後余儀なくされるのは必死で、あらゆる制度見直しの中で起こるカオスを、日本人がどう受け取っていけるかを、ある意味試練と見極めることになるでしょう。

 その心構えとして、この機会に旧態依然の仕組みを、より柔軟なものに差し替えていく動きをむしろ期待できるのは、トランプ流の改革のおかげなのかもしれませんが、当面既得権益派の抵抗は大きくなりそうですね。

 

地方創生、5つの視点で洗いなおす|ニフティニュース

news.nifty.com

 

  すでに愚痴を言っている暇などなく、国内産業は、国際市場開拓に向かう中小零細企業も多く、アメリカ絡みに関わらず、いずれ影響が避けられないだけに、より柔軟な経営が期待されるでしょう。

 これは、始まりです、大手が振り回される間に、小規模経営者は、いかに自分の立ち位置を確保できるか、そのためにはより積極的な海外市場の先行開発は不可避であり、文化の近いアジア進出を排水の陣で取組まなければならなくなるでしょう。