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くろま流 × NAGOYA式 ブログ

名古屋在住者の視点から地域産業・観光を通した活躍を応援。

ついにLRT・BRT 次の一手、動くー?

生活住まい 街づくり 名所 施設 史跡

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  名古屋市内は戦後整備された広い道路の上に加え、特に繁華街の名駅・伏見・栄 の東西ラインエリアや、南部の金山などへの交通アクセス向上を、リニア新幹線開通前に整備しようと工事計画しています。

 特に名駅東西エリアは、リニア新幹線への乗降では直接アクセスするエリアですから、最優先で整備が進んでいます。

jouhou.nagoya

 

 戦後区画整理が進んで、世界でも類を見ない広く整備された道路を誇る名古屋市では、かねてから都市計画の中に交通手段や、移動手段の開発には力を入れてきた経緯があります。

 その中には「LRT」「BRT」という既存の鉄道路線・バス路線の再活用化、または新交通システムとして地域交通を効率化する手段が盛り込まれていました。

 

 名古屋都心ビジョン2030

http://www3.keizaireport.com/report.php/RID/139019/

 

 なごや交通まちづくりプラン

https://www.ido.city.nagoya.jp/machidukuri/plan/tayouka.html

 

  ただ、一般的にも言われているように、交通インフラは乗用車優先の土地柄だけに、鉄道やバスなど公共交通インフラの課題積み残しが、大変気になっていましたが、ここに来てようやくその課題への解決の 手だてが出来上がりそうです。

tabiris.com

 

 東北の再開発の話題のなかに、震災で破壊されたインフラ復興策のひとつとして、過疎地域の市民の足をどう復活させるか、という大きな課題がありましたが、元来から収益の見込めないで第三セクター運営されていた鉄道網は、復興での採算が見込めないため、鉄道会社が二の足を踏んだのは、ご記憶されている方もいらっしゃるでしょう。

 その解決策の一手段に鉄道路線敷地に、専用バスレーンを作ってバス運行する試みがされた結果、結果としてひとつの成功例を生み出したのです。

news.mynavi.jp


 それと直接比較は出来ませんが、筆者はバス路線の投資は名古屋観光整備のキーになると考えていて、それは元来から事象実験で、LRT名古屋市郊外での運用実績があるからですし、一区間ではありますが、朝夕の交通ラッシュ緩和の恩恵を受けてきたからです。

 特に名古屋市北東部や東部は、新興住宅地化の加速と、それを期待して大型商業施設、大手企業が進出を決めていますので、そのインフラ整備として車両のリニューアルだけでなく、路線の再構築、水素燃料バスへの投資や早期導入なども、同じインフラ投資ならそちらを優先するのが現実的だと考えているからです。

 

 名古屋市は28日、市内中心部を回る新たな路面公共交通機関として、バス車両が専用レーンなどを走る「バス高速輸送システム(BRT)」を導入する方向で調整していることを明らかにしましたが、名古屋駅や栄地区、名古屋城などを周遊する。車両は、自動運転システムや水素で電気を起こす燃料電池タイプを取り入れる。2027年のリニア中央新幹線の開業に合わせ、整備を進める、としています。

  名古屋市は従来郊外から大曽根までの区間で高架橋専用レーンでのBRTを運用していますし、それより早くから市内へ入り込んだ市役所や栄への市バス専用車線を一部設けて実験的運用を続けています。

 

 その結果、特に後者においては、 自家用車商業者優先意識の強いこの地域では、評価が低くなり勝ちだったように思いますが、自家用車所持しない人にとって、また朝夕の通勤利用者には支持されたように、それらの解決策にしばらく解がありませんでした。

 そうしてようやく出た解が、BRTの周回化というものですし、あと期待されるのは連結バスや水素燃料バスへの切り替えです。

 

 初めは観光用の足としての、メーグルのような目的に運用し、認知されてこれば、市民の足としても全域導入を図ることで、市内の公共交通の利便性はより一層高い満足度を得られそうです。

 また、郊外過疎化による衛生市町村のバス運用の 合理化の為に、車両の小型化と平行して名古屋市内外間のシャトルバスの導入で、過疎化で商業圏脱落を少しでも補完できそうに思います。

 

 鈴鹿サーキットがある三重県でも交通インフラのこれからの変化をにらんでか、少子化対策もあるのかもしれませんが、交通を通して学び遊べる施設づくりを計画しているようです。

www.asahi.com

 

 観光面や魅力ある街に生まれ変わろうとしている今、そしてこれからが今まで名古屋市が取り組んできた、新交通網づくりのひとつの答えが、出せる好機なのかもしれませんし事実、生活向上や観光利便性を高める施策を進める名古屋市にとって不可欠です。

 ただ、この交通網開発には名古屋単独で進めるのではなく、愛知・岐阜・三重できれば静岡と東海4県のリレーション向上を目指して、はじめて成功できると考えていますし、リニア新幹線が大動脈ならば、LRTやBRTは動脈から派生する血管として、東海経済圏作りの要になるべき大事なきっかけになるものでしょう。