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くろま流 × NAGOYA式 ブログ

名古屋在住者の視点から地域産業・観光を通した活躍を応援。

「行きたくない街1位」か「どえりゃー世界都市」のデッド・オア・アライヴ

街づくり 政府 行政 注目の人 キャラ

 名古屋城空堀には鹿の親子が住んでいると言う話は聞いたことはありましたが、今月天守閣工事準備に向けやむ無く一時保護となったようです。

 確か飼ってる訳では無いので、鹿としては大きなお世話かもしれませんが、動物保護の観点では当然の措置ですね。

  

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 さて癒やし記事の後は、その「行きたくない街」1位名古屋…汚名返上なるか? どうかの考察がテーマです。

 

  名古屋城木造改築工事についても、議席数多数をたのみに反対したため工期が延びているにも関わらず,工期延長で予算増加を盾に着工引き延ばしをするのは、お門違いとも取れる行動です。

 しかしながら、世界都市を目指すと公言した河村市長においては、城も大事ですが全体を見通して、バランス良く進めて欲しいものです。

 

メジャー紙がこぞってイジる名古屋って?

dot.asahi.com

 毎日膨大な地方ネタを漁ってい筆者にとって、参考程度にとった市民アンケート結果になぜここまで群がるか理解に苦しむほど、似たような記事を出すメジャー紙の記事は効率の上で、だんだんウザくなってきます。

 筆者の周りでそれほど激論なども起こっていないし、なんだろうって感じですが、イジりの手法はとても勉強にはなります。

  今回の河村市長の以下の回答では、ますます芸能ネタ風の定番化へ持っていかれるかもしれませんが、それはそれで盛り上がるのでオイシイのかもしれません。

( ̄ー ̄)ニヤリ

ただ「イジられてナンボ」の風潮はちょっと気になりますが、この地方は結構マイペースな空気があって、どっしりしているようです。

 

河村市長、吠える

zasshi.news.yahoo.co.jp

 

 河村市長(以下さん付け)と言うキャラクターは、政治家としてはとても異端的な存在なのは周知の限りですが、先ごろ米国で決まった次期大統領トランプ氏の例にもある通り、ルーティング化した政治行政の既得化回避のためにも、こうした異端児の登壇は一定数有効だと筆者は考えます。

 これは単なる偶然ですが、トランプ氏ほどクレバーで無いにしてもある意味同様に、河村さんは一定数の市民の気持ちをちゃんと汲み取っている姿勢が評価されていると言うことですし、ヒツジの皮を被ったオオカミとまでは言えないにしても、政治家によくあるタヌキでは無い事も理解されているのが、強みでもあります。

 

 市民の少なからずも同様だと感じますし、その証拠にトランプ氏の選挙時のように、河村さんがホントに●●●だったら、とっくに市民から見限られていますし、 よく吠えるので、名古屋に忠実な犬キャラと言ったところでしょうか? 名古屋の悪口に他地方では違和感を覚えるほど、食い下がる姿勢は筆者キライじゃあありません。

 むしろ適度に、保守定番化しようとし易いこの地方には、十分キャラ立ちしているので、保守派には扱い難いところを上手く活かして欲しいくらいです。

 

 それはさておき、やはり河村さんの申される通りに「どえりゃー世界都市」をマジ目指す活動は粛々と進行していますし、彼の主張が全部通るのが名古屋市の本意と言う訳でも無いでしょうから、結果的にまちおこしが順調にいっている今は無問題。

 地方自治体の面々としても東京都が何かと騒がしいうちに、東京へ押し寄せて粛々と猛アピールできる好機と捉えるべきでしょう。

prtimes.jp

www.jacom.or.jp

新しい産業「観光」

 前月名古屋城応援隊の家康殿がアメリカ凱旋を無事果たしてご帰国された。

 今後も殿の堪能な英会話力を遺憾なく発揮して、広報に勤しむ手はずのようなので、本来海外との親交をに積極だった名古屋市は、この活動は継続するとの事。

 まだまだ手探り状態ではあると思うが、これこそ王道であり海外にも手抜かりは無いようです。

 

 戦国歴史の中心地という、特異なトピックを持つ地域なだけに、国内外から訪れる人々が少しずつ増えてきているのは、この地域には追い風です。

 その全国にも広がる観光者への魅力の一つとして、史跡・歴史文化の観光事業には河村市長はじめ、大きな思い入れを感じますが、歴史を史実に基づいたリアリティのある魅力の面と、武将隊のようなエンターテインメントとしての魅力とは、ハッキリと分けて開発すべきと考えます。

 

 歴史を観光化するには、史実そのものの重みが失われてはならないし、反面歴史特有のかたっ苦しさが前面に出ても、歴史はマニアの専売特許に終わってしまいます。

 この地に残された日本の運命を分けた歴史の流れを深く学べる・体験できる施設と、その歴史を気軽に興味を持ってもらい、楽しめる架空の歴史とういう双方の魅力が両方提供できる地域が、この中部地方だと思います。

 これはどちらに偏っても、観光事業として継続するにはバランスに×個tでしょう。

 

rekishi-note.hatenablog.com

rekishi-note.hatenablog.com

 

市長の反応に、良くも悪くも見えること

 毎日新聞2016年10月24日 東京夕刊行のインタビューで河村市長は、インタビューに答えています。

http://mainichi.jp/articles/20161024/dde/012/010/002000c

 「危機感持っておもしれえ街つくらにゃあ」

 「あんだけダントツで行きたくない街になるとは、さすがにショックですよ。でも、名古屋に住んどるけど、やっぱりそういうことじゃにゃーのかな」

 「3人の立派な顔を見ても、名古屋はさむりゃーですわ。侍文化は質素、倹約。かつての都があった京都は天皇がござった貴族文化、やっぱり日本のナンバーワンですよ」

 話題となっている調査は名古屋市が今年6月、主要8都市に住む男女に各都市の魅力や印象を聞いた「都市ブランド・イメージ調査」。グラフの通り、「訪問する意向」を指数化した比較では、ブービー賞の大阪を引き離し、大差でワースト。「最も魅力を感じる都市」を一つ選ぶ質問では3%にしか選んでもらえなかった。逆に「最も魅力が乏しい都市」と答えた人は30・1%でトップ。数字上では、「行きたくない街ナンバーワン」になった。

  ♪あなたを待てば~雨が降る~。ご存じ、フランク永井さんの代表曲「有楽町で逢いましょう」。横浜には「よこはま・たそがれ」、大阪には「月の法善寺横町」「隣の岐阜だって『柳ケ瀬ブルース』があるでしょう。名古屋にはあらへんがね」

「道は真っすぐ、太陽はさんさん。どやどやっとした人情ある路地を全部ぶっ壊したから、面白みがなく見える」ん

 「東京はいばってますけど、日本で一番金をもうけているのは名古屋であり、愛知県ですよ。名古屋は大上納都市ですわ、大半は大トヨタ自動車のお陰ですけど。今、日本中を支えとる」

「独立して名古屋国ができる」

「豊かだからPR下手」

 「あんかけスパは一段とうみゃーですよ。本物を追求する姿勢はトヨタの車と同じですわ」

 と言った市長独特の名古屋観を語った。

 ある意味ある世代においては、こういう思いは的を射ているのかもしれません。


 その経済力、名古屋港の昨年の貿易黒字は約6兆円
18年連続で日本一を独走中。
製造品出荷額(2014年)の全国シェアは名古屋圏が19・5%。
東京圏の17・1%や大阪圏の12・5%を上回る。
「モノづくり立国・日本」を支えている。
名目の県内総生産(13年度)は約35兆円で東京都、大阪府に次ぐ3位。
名古屋市は県内総生産の3割を担い、豊かであるのは間違いない。

 

 これらの都市としての基礎実績は、文字通り否定の余地はないにもかかわらず、市民アンケートでは魅力がない街ナンバーワンと評価した。

 その他この地域の著名人も以下のように、コメントを加えた。

 「日本一経済が安定していて優越感がある。東京は意識せずに別物だという感覚で、自分たちに自信を持っている。よそ者には排他的かもしれませんね」

 「名古屋には東京は相手にしない、大阪には負けていないという意識がある。暮らしにゆとりがあるからあまり自己表現しないし、危機感がない」

 「名古屋人は連帯して社会を作り、外の人を交えない。地域で完結しているから味の個性が凝縮されたのでしょう」

 確かに今までの名古屋を含む愛知県(岐阜県含む)には、産業力という武器があったものの、今でもモノづくりのブランドは名だたる企業が連なるが、ひところと比べて日本全体のモノづくりがアジア新興国に生産力では後れを取るなどの、大手企業でさえ危機感を持たざるを得ない時代に入って久しいのも事実です。

 その国内産業低迷の埋め合わせで、三次産業の増加によって世代によって、先のプライドなどを持たない市県民との、意見・価値観のギャップが、今回のアンケートに現れたのではないか、とも思えるのです。

 

 今までは暮らしやすければそれでよかったし、住みやすさを最も追求してきたのが、この地域の事実でしたが、愛知県や名古屋市が観光事業や、企業誘致に積極的のなってきた今は、住民もモノづくり地域の現状を再考する必要がありそうです。

 筆者はこれからは、少なくとも東海四県の官民連携の産業・観光開発が必要だと考えていて、IT化のじだいだからこそ可能な、情報・技術の共有や継承の連携を、「ものづくり」で鳴らした地域の誉れを、観光事業も加えた新しいプライドにして、国に名古屋(愛知・岐阜・三重・静岡)あり、と胸を張れる意識を育てるべきと思っています。

 

www.asahi.com