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くろま流 × NAGOYA式 ブログ

名古屋在住者の視点から地域産業・観光を通した活躍を応援。

熊本阿蘇の震災。福島東北の惨事6年目、東海も他人事でない。「なも研4」

街づくり 生活住まい 技術向上

  4月14から連続して発生した熊本県阿蘇地域を震源とした、内陸地震の被害は想像したより甚大であり、被災された方・遭遇された方々には少しでも早く通常の生活に戻れることを祈ります。

 
 なもなも研究所「なも研」4回目は、地震災害がテーマです。

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布田川(ふたがわ)断層帯と日奈久(ひなぐ)断層帯

【熊本地震】気象庁「余震が1週間は続く」 阿蘇山の火山活動への影響は | 真ニュース速報

 

 多くの貴重な命をまたもや奪ってしまった地震はには憤りを感じます。
東北震災では亡くなった方や、助け合いのさまざまなドラマがあって、命の尊さを改めて身に沁みました。

津波から園児救う 所長の備え - Y!ニュース

「奇跡は、『偶然』ではおきない」園児全員を津波から救った保育所長が伝えたこと(BuzzFeed Japan) - Y!ニュース

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 さて、今回は地域防災について予定していた折の、今回の阿蘇地震発生があったため、触れておきたいと思いますが、当ブログでも東南海地震については注意していまして、以前にもその最も心配されていた九州東の日向灘沖の南海トラフの活動が、かつてない動きが認められており、その動きが九州の大学研究機関で調査がされていました。

  これらは、筆者としては東海地方南方沖まで伸びている南海トラフ起因の東南海地震を警戒していたものですが、先に九州で地震が起こってしまいました。

 九州地方の、特に阿蘇山を含む大活断層を起因とされる規模の大きな地震は、比較的近々に起こるとは言われていましたが、直下型であった事もあって速報が間に合わなかったのも大きく、いざ起こるといかに震災を予知警戒が難しいかを、改めて私たちに突きつけたようなものです。

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 少し素人目に調べたのですが、この地域の事前の地震実績を示した統計サイトを見つけたのでご紹介します。

「揺れる日本列島」総合

「揺れる日本列島」熊本県地震情報

 このサイト、年代別・都道府県別の地震発生統計を見やすくまとめています、ご存知の方も多いかもしれませんが、このサイトで熊本県等を見てみますと、不気味な位に全国ランキングで見て劇的に少ないのがわかります。

 唯一近県では「鹿児島県」の方が上位に出ていますが、それでもこういった過去統計では予想に足るデータを導きにくいのがわかります。

 発想を変えれば、自身が少ない地域ほどその分溜まっていて、一気に揺り出すという見方もできますが、あくまでもタラレバの話になってしまうでしょう。

 

 そもそも、地震の原因になりやすい地底のマグマ溜まりやマントルの状態が、リアルタイムで確認するのは現状不可能です、最近超音波や衛星データーなど最新の計測方法が確立されつつあるようですが、まだまだ実証段階です。

 なので、株価を予想するように、それ以上に予想は困難なのが現状で、実際は予測は不可能では?という専門家の声さえ聞かれるほどの難易度です。

 今後の技術進歩に大いに期待するしかありませんが、やはり日本に住む以上は筆者含めて、地震被災するリスクは誰もが覚悟しなければなりませんね。

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 さて、震災で考えなければならないのは、被災後のさまざまな問題の方が深刻かもしれません。それはこれから九州でも起こりうる問題です。

 遊休機械、東北へ3266件 被災企業支援、愛知が最多1080件

http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2016030802000086.html

 既に7年を超過した東北大震災で問題になった「風評被害」を考えます。

 この問題は本来起こってはならない問題ですが、実際起こると地域復興や、振興に大きなダメージを受けます。

 事実、東北震災では放射能汚染という尾ひれまであったため、風評被害は甚大で今でも都市伝説のように引地がれるものも多いようです。

 九州の地震の場合、放射能汚染風評は幸い考えられないようですが中規模震災、つまり東北などと比較されると規模が小さく、東北のそれと比べて関心が薄くなるのが早くなる可能性が心配されています。

 企業においても、トヨタやホンダなどの大手自動車企業の主幹工場が生産面で、操業停止になるなどの被害も出ているようですので、復帰にこぎつけた後の住民の就業の問題も出てくるかもしれません。

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 国際面でも今後自身が懸念材料に掲げられれば、今政府が勧めようとしているインバウンド取り込みについて、日本が安全度性・治安メリットを期待して観光客への説得力は弱くなります。

 世界中でも治安など様々な要因の悪化が、底上げされる傾向がある以上、日本でさえも突然のテロ・放射能で一気に風評が悪化するのは、特別な事ではありません。

 安全に越したことはないにしても、それより重要なのはグローバルな安全意識を日本が共有して、世界標準相応の対応ができるかの方が、海外における日本の評価はあがりでしょう。

 何事も、八方美人な方策を容認するほど世界は寛大ではないでしょうから、政府は一方的な「日本は安全です」と言う売り込みのリスクを避け、むしろ日本のこう言った震災リスクを容認する姿勢を示し、災害対策を大いにアピールする方が信用回復にプラスだと思うのです。

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 話は復旧への取り組みのなりますが、やはり被災地に含まれる場所に存在する原発のリスクはこの様に地震は頻発されてくると、起こる事前提でエネルギー問題を根本的に考え直さないといけないのではないでしょうか。

廃炉支え続け5年 知られぬ町 - Y!ニュース

ひと@あいち:チェルノブイリ救援・中部理事 戸村京子さん /愛知 - 毎日新聞

http://mainichi.jp/articles/20160410/ddl/k23/040/023000c

災害ボランティアの過不足防げ 名古屋のNPO呼び掛け、全国ネットに:一面:中日新聞(CHUNICHI Web)

http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2016020702000078.html

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  最後に今後四国南沖から、東海地方沖までの「南海トラフ」を軸にした震災が次に起こる可能性が現実味を帯びてきた中で、堅実に中部地方では準備を進めています。

南海トラフ地震 | 長周期 名古屋駅前でも長時間の大揺れ  - 毎日新聞

http://mainichi.jp/articles/20151218/k00/00m/040/130000c

名古屋市:浸水実績図(暮らしの情報)

http://www.city.nagoya.jp/ryokuseidoboku/page/0000021585.html

<大学生消防団名古屋市が発足 救命技術を習得(毎日新聞) - Y!ニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160401-00000118-mai-soci 

 

 まだまだ九州阿蘇地域の震災においいてはめを離せませんが、単に自信を恐れるだけではなく、ポジティブに冷静に見れる間に、さまざまなシミュレーションを私たちは怠らラ無いようにしなければなりません。