くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

嵐の涙完結、マゴベエ探偵団・地下鉄のドジ。名古屋名物TV番組史

  3月16日、クランクアップした時のニュースを見ました、東海TV昼ドラの歴史「嵐の涙」で名古屋でも主婦層に絶大な?人気のあった昼メロ番組枠が、52年の歴史に幕を閉じました。(第41話 3月28日(月) 放送)

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『嵐の涙』あらすじネタバレ最終回予想、昼ドラ最後で過去の出演者が?深夜の芸能ひそひそ話

 筆者の産まれる前からですよ、1964年スタートした昼ドラは、数々の名作を生みました「真珠夫人」「嵐シリーズ」「牡丹と薔薇」「花嫁のれん」などなど……。

 あのドロドロの人間関係をそこまでするかっ、といわせるまで徹底的に演じるスタイルは「ありえね~」とか言いながら、ついつい続きが気になってしまう王道ドラマシリーズでした。

 

 さてさて、どの地域にもこう言った名物番組やドラマが放映されたと思いますが、何といっても地域愛のバロメーターとしてはこれ以上の話題は無いでしょう。

 筆者地元の名古屋を中心とした、テッパン放送・CMを紹介しますよ。

 

 覚えてらっしゃいますか?(東海地方限定)「お笑いマンガ道場」という夕方のバラエティ番組を。お笑いマンガ道場は、日本テレビ系列局ほかで放送された中京テレビ製作でした。製作局の中京テレビでは1976年4月から1994年3月まで放送されています。

 筆者は現地の人なので知らなかったのですが、日本テレビ系列なので途中から全国放送にもなったそうです。(その最終回を、このブログ最下部のビジュアル版リンクでご覧いただけます)

 漫画家の富永一朗さんと鈴木義司さんの、マンガでの「こき下ろし合戦」が番組の目玉になって笑いをさそってましたし、車だん吉さんは漫画家でないのに絵がやたら上手かったり。

 この番組に初期の頃この前お亡くなりになった川島なお美さんがアイドル的看板娘として花を添えていて、当時から人気ありましたよね。(ご本人的には黒歴史だと言う話もありますが)名古屋のお茶の間番組としては、全盛期は全国区番組「笑点」とタメをはれる勢いはあったのではないでしょうか。。。言い過ぎか?( `ー´)ノ

 

 土曜の夕方放映の、若者向けでナウい(死語)の生放送「5時SATマガジン」は、今風で言えばトレンドで、翌日の話題にはテッパンの番組でした。

「5時SATマガジン」に関連した動画の一覧 - Weblio動画検索

 期間は、1981年4月4日から1993年9月25日までとなっていて、当時先端の音楽情報も取り込んでいたので、当時小学生高学年あたりから20代の若者は、しっかり見ていたと思いますが、今でも結構当時ハマってた人は、印象深い番組なのではないでしょうか。

 

 
 子ども向けでは「天才クイズ」ですね。筆者も一度は出演したいと憧れたものですが、たしか地元菓子パンメーカー敷島パン名古屋市東区)がスポンサーで、景品は敷島パンの詰め合わせかなんかだったと……。でも出演そのものが憧れでした。

天才クイズとは - はてなキーワード

 

 あと、「マゴベエ探偵団」なんてどうでしょう。覚えてらっしゃる方、居ると良いですが、謎解きに熱中しそうな、怪しさがたまりませんでしたね。

 大野しげひささんが、雰囲気を煽りながらドラマチックに不思議な事件を紹介して、子どもに謎解きさせる構成でした。

 コチラはさすが古いので、テーマ曲だけは見つけました。あの「泳げたいやきくん」や「化学忍者隊ガッチャマン」のテーマを歌う、子門真人さんですね。
 結構聞き直してみると、今でもドキドキします。

マゴベエ探偵団 (1976) - 私的 昭和テレビ大全集

 

 朝番組では、全国区の『ピンポンパン』対抗???で、『こどもワイドショー ブンブンバンバン』ってのがありました。

 この番組は、一部NET系列局で放送された名古屋放送(現・名古屋テレビ)製作の子供向け番組。 ブンブンバンバン - Wikipedia

 ここで紹介したかったのは、ブンブンバンバンの番組枠で「地下鉄のザジ」ならぬ、この映画のリスペクト番組なんでしょうね、映画『地下鉄のザジ』ならぬ、当時名古屋地下鉄開通を記念して操り人形で演じた子供向けドラマ、「地下鉄のドジ」は結構印象深いものでした。

 「地下鉄のザジ」は女の子が主人公ですが「地下鉄のドジ」は、地下鉄構内を舞台に様々な体験をする男の子が主人公の人形劇ドラマで、不思議な世界が印象的でした。
 当時全国でも地下鉄は新しい移動手段として注目されていて、名古屋も例にもれずに地下鉄普及に沸いてる時代で、その時代に乗っかったドラマだったんでしょう。

 その真新しさと、「地下世界」という不思議さが当時のお子ちゃまの創造心をくすぐっていました。

 ネットでも、怖かったとか、懐かしむコメントくらいは見つかりますが、今となっては、ほとんど情報がありませんでした。
 たしか内容が今の放送禁止枠に引っかかっている、とかなんとかで積極的に出回ってないような話も聞きましたが、良く解りません。
(たしかに、地下鉄構内を徘徊する……はイマ時アウトでしょう)

 

 名物CMでは、テッパンの近藤産興やアサヒド―カメラやコメ兵、問題興して倒産した美宝堂など、名古屋ならではの企業のCMは味があって独特なオーラがありました。

 さがすとまだまだYouyubeに沢山残ってましたので、上の記事のビジュアル版と合わせてご覧ください。


それではーーー (@^^)/~~~