くろま流 × NAGOYA式 ブログ

地域産業・観光を広い目線から、東海・名古屋あるあるをリサーチ。

大名古屋ビルヂングと、名駅の東海地方への役わり

 

 冬の寒さも最近はぬるんで、名古屋市内のあちこちで、春予感させる梅の華や、早咲き桜の姿がチラホラ見受けられるようになってきました。

春の香りが誘う 名古屋城、梅が見ごろ:朝日新聞デジタル

http://www.asahi.com/sp/articles/ASJ2Q5TGMJ2QOQIP00C.html

 そんな春も始まろうとする3月は、名古屋周辺の商都市もにぎやかになっています。

 

 3月9日、名駅のシンボルがタワービルとしてがグランドオープンする運びになり、地元ニュースでもすでに話題になっています。

名駅といえば「大名古屋ビルヂング」ですが、低層階の外観は従来の雰囲気を残しつつも、高層階を付け加えた名駅では定番になりつつあるタワービルとしてリニューアルしています。

大名古屋ビルヂングに出店する全74店舗が発表 開業日は3月9日に

  当ブログでは、ビルそのものの紹介は他にお任せするとして、このビルのリニューアルによって、名駅や名古屋繁華街がどのように変わっていくのかを、見てみたいと思います。

 名駅は、愛知県や名古屋市の施策で観光都市宣言を敷き、リニア新幹線を見込んだことで、既に東口・西口の敷地坪単価は上昇しており、優良物件争奪戦ははじまっているようです。

 名古屋の顔である名駅が、より便利によりモダンに洗練されていく様が、ここ数年の劇的変化で見て取れます。

 今後も、この玄関口をプラットフォームにして、愛知から東海地方への産業観光の広がりを期待できるものです。

 

名駅前に9日オープン!イセタンハウス、名古屋巻き、名古屋メシとバラエティに富む大名古屋ビルヂング | ファッショントレンドニュース|FASHION HEADLINE

三越伊勢丹、「中型」で中核都市攻略 名古屋に新型店

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ04I9M_U6A300C1TI5000/

大名古屋ビルヂング、東京流で勝負 「イセタン」が核

 東京ではお馴染みの、伊勢丹が名古屋に進出する場に大名古屋ビルヂングを選んだのには、専用ビルを持たずコストを抑え、知名度のあるビルフロアーを貸切って相乗的なイメージ戦略を狙っているようです。

 東京ではこのようなビルのフロアーに入って、ブランド戦略を立てる合理的でスマートな店舗展開が主流になっているそうです。名古屋の様にビル丸ごと豪勢に建てて店づくりするより、よりスピーディに知名度を上げるには有効です。

 競争激しい東京らしい合理的な展開だと思います。(ちなみに栄松坂屋にフロアー出店したヨドバシカメラも同様でしょうか)

 

名古屋銀、名古屋駅前ビルにカフェ型拠点 : 日本経済新聞

http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASFD01H2W_S6A300C1L91000/

 

名駅から東へ、桜通り・錦通り・広小路通りと言った三本の大通りでアクセスする間に、納屋橋、伏見、栄、新栄、千種・今池と商業街が連続しています。

 

名古屋の松坂屋北館、愛称「GENTA」に 4月新装:朝日新聞デジタル

 商業としとしての機能だけでなく、東海地方のビジネス関連の接点になりえるだけに、ビジネスマンへのアピールも大事なのでしょう。

最強ビジネスホテル『ドーミーイン』は名古屋でもスゴかった / 朝から名古屋名物きしめん小倉トーストを堪能 | ロケットニュース24

名古屋オフィス市場の現況と見通し(2016年) | ニッセイ基礎研究所

http://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=52348

 

 栄の北には名城公園名古屋城がありアクセスも非常に良いので、よりその区間の商業利便性が、周知されればさらに観光都市として注目されるようになるでしょう。

 

  東海地方の他県への利便性もより判り易くして、海へ山へ、スキーや海水浴、テーマパークや温泉などの昔からある観光・保養施設へのアクセスをより親しみ易く周知できれば、より各都市が有機的に連携できて、相乗効果は増すでしょう。

 

 関東と関西、東日本と西日本を連結する重要な役割だけでなく、その中間だけに、どれだけの魅力を増して、関西・関東への観光客の流動にならないようにするにはどうするべきかを、地域連携で考えていけば成功するでしょうね。

 

  商業施設が増えて私たちの選択肢が増えるのは歓迎ですが、一方で人材不足を招いてサービスの低下につながる可能性を秘めており、雇用促進のメリットと背中合わせの問題もきになるところです。

大手デパート 人手不足で営業時間短縮の動き NHKニュース

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160305/k10010432621000.html

 しかしながら、名駅は名古屋だけでなく東海地方の玄関口としての機能をより一層明確にしていく意味で、どうしても避けて通れない挑戦でもあると思っています。

 

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大名古屋ビルヂングと、名駅の東海地方への役わり 
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ぜひ、合わせてどうぞ。 

 

 最後に、東京で成功している新ブランドが、大名古屋ビルヂング出店舗の内で74店舗中、60店舗以上が初出店だと言います、東海地方住まいの客としては、わざわざ東京までいかなくても済む点は楽ですけどね。


 さて、このうちどれだけの店舗が名古屋の水に合うのでしょうか。当然地方単価の見合わないブランドは、よほど知名度がなければ、生き残れないでしょう。

  入れ替えを前提でフロアー貸しがいいのか、専用ビルでブランド固めするのが良いのか、大変興味深いところです。