名古屋の文化「菓子撒き」は、幸せおすそわけの文化
一昔の話しで恐縮ですが、名古屋の嫁入り(結婚式)には、全国に無い独特な風習がありました。そのおかげ? かどうか解りませんが娘を三人持って嫁がせると家がつぶれるとまで言われたほど、お金をかけたと言う話しが在ります。
そして、名古屋のイメージは「派手好き」「見栄張り」など良い印象が無いように言われたりすることもありますが、実はとっても「堅実」で「倹約家」なんですね。
おっと、だからって今度は「ケチ」なんて言わないでくださいね。
「おすそ分け」の文化ですよ、はい。
さて、筆者久しぶりに結婚式に出席しした時に、今でも見られる珍しい行事を体験しました。
それは「菓子撒き」です、ご存知の方も多いと思いますが、名古屋の嫁入り前、結婚式でお嫁さんが実家を離れる際に、ご近所に菓子の詰め合わせを、撒く……豆まきみたいに大盤振る舞いする行事です。
「名古屋では結婚式でなぜお菓子をまくのか?」街のコト | at home VOX(アットホームボックス)- 家、街、暮らしの情報サイト
その習慣の為に、そのお菓子(主に駄菓子が多いようですが)を揃える菓子問屋が発展しました。
場所は、付近に四軒道や円頓寺商店街がある、古き良き名古屋の残る地域ですね。有名なところでは明道町ー菊井町の問屋街があって、この習慣が下火になった今日でもまだ何軒か、お菓子や花火問屋お店が残っていて、より取り見取りの駄菓子が売られています。
名駅から北東へ那古野へ、北んへ進むと菊井町交差点、菊井町交差点から東へ行って江川線と交わる明道町交差点のちょい北に問屋街が今も残ってますよ。
初めての方は、名駅から桜通りを東へ進んで国際センタービルのある泥江町交差点で江川線を左折して北へ行っても明道町交差点に出ます。
(詳しくは「明道町」でぐぐマップすると直ぐ判りますよ)
車で行くと駐車場を近所で見つめなきゃいけません。
菊井町交差点へ北上する途中の歩道橋手前を東へ進めば、江川線を挟んで円頓寺商店街。商店街を抜け、堀川手前の南北の細い通りが四軒道になります。
その間も結構穴場ありますから、名駅から歩きましょう。(汗)筆者(男性大人)の足で15分位で行けました。
(*´▽`*)/ビジュルで楽しみたい方はコチラに用意してます。
名古屋の文化「菓子撒き」は、幸せおすそわけの文化 - くろま流 × NAGOYA式 ブログ
ぜひ、合わせてどうぞ。
今回紹介したコースは、名駅から徒歩圏内で「1、2時間程で楽しめちやう」名古屋三昧コースです。特に名古屋駅から来られた、名古屋観光者のプチなごや観光におススメです。(事前に、お天気やお店の休みとかはググって行ってくださいね)
菓子問屋か、円頓寺商店街か、四軒道の蔵通りのどれかは観光できる外さない?コースです。歩道を行くにしても車の往来は多いので、徒歩の場合交差点など十分お気をつけくださいね。