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2月11日建国記念の日は、考えるととても日本らしい日

 2月11日、今日は記念日。国民の祝日のひとつ……ですが、ちょっとこの日だけはただの休みで方付けていいのかどうか、悩んだら夜も眠れぬテーマになるかも知れません。

 

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  まず、この日を再確認するために調べると、 ウィキペディアでは「建国記念日建国記念の日」だと要点は以下の通り。

建国記念の日(けんこくきねんのひ)は、日本の国民の祝日の一つで、日付は2月11日。1966年(昭和41年)制定。

日本 2月11日 建国記念の日(旧紀元節) 紀元前660年、記紀における神武天皇が即位したとされる日(1月1日 (旧暦)) 

  そもそも、出典が日本最古の歴史書「日本書紀」になっているので、その日付けに合理的裏付けが乏しいという論議もあったり、戦中戦後の一定期間廃止されていたり、世界で言われてる文字通り「建国した日」と断定しにくいところがあります。

 いわゆる日本書紀の根拠の部分が学問的にも客観的な決定がされていないまま根拠にされているところが悩ましいところで、胸を張って「国として独立したぞ」といえない曖昧さをのこしたまま存在する記念日のようですね。

 この辺りが、中庸的な結論を前提に事を運ぶ日本人らしい記念日と言えば、言えなくもないです。

 

 学問的な観点でなら、とても興味深いテーマでしょうが、本来国にとってこれほど重要な日が、単なる数ある祝日の一つくらいとしか捉えづらい現状は、国民としてスッキリしないものです。

 

 2月11日建国記念の日に向けて安倍首相はメッセージを残していますので、引用させていただきます。 

安倍首相が建国記念日メッセージ 2016 年 2 月 10 日 
 安倍晋三首相は10日、建国記念日(11日)に当たってメッセージを発表した。「私たち今を生きる世代には、先人たちの足跡の重みをかみしめながら、今日の尊い平和と繁栄を守り、この素晴らしい伝統を子や孫の世代に引き渡していく大きな責任がある」と指摘。「変化を恐れることなく、諸課題に真正面から挑戦し、より良い未来を切り開いていく」としている。 [時事通信社
http://jp.wsj.com/articles/JJ11343004351047033708516486447573445994740

  このメッセージからも、その悩ましさが伝わってきそうです。

 首相にしろ、私達国民にしろ(おそらく)確固たる記念日として祝いたいところなのでしょうが、その記念日が首相の意図するところの、国民の美徳を掲げるのみにとどまらざるを得ない悩ましさが、この文章にこもっているように思います。

 いっそのこと、何かの節目の歴史を「建国記念日」として定義し直せばもっとスッキリするかもしれませんが、どうしても「日本書紀」があると、これ以上のものがあるかと言われたら「うーん」となる人が殆どでしょう。

 

 もしくは、いっそのこと西洋的な根拠の導入は避けて、日本の歴史はこうだからこの日だ、と言い切るのも手かもしれません。ただそう言う話をすると、お前は右翼だろうとか見方がかたよって取られるので、難しい。

 

 筆者もかつて日本の紀元については関心を持って、様々紐解いてみたことがあるのですが、あまりに当時の史書が無さすぎて「断片からの合理的な推測」に留まることをしって、折れてしまったこともあります。

 さてさて、筆者が生きているうちにこの明確な答えは出てくるのでしょうか。それともこのまま曖昧な方が、国民には良いことなんでしょうか。

 みなさんはどう思いますか?