くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

さあ初仕事、モチベアップに夢ある宇宙開発の話をしよう

 

 昨年十年ぶりに、スペースオペラの筆頭「スターウォーズ」の最新作がディズニー配給で公開され、大きな話題になりました。そこで今回のテーマ宇宙開発の今後について、正月からマジ書きしたいと思います。

 

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 昨年はISS国際宇宙ステーション)に日本宇宙飛行士の油井さんが宇宙へ、重要な使命を立派に果たして無事帰ってきましたが、こうしてJAXAは宇宙開発への準備を着々と進めています。

 こうした宇宙への長期滞在ノウハウは主にロシアがコップと言っていいでしょう。冷戦時代かつてのソ連含時代からライバルアメリカ合衆国のスカイラブ計画が先行して終了する中で、ソユーズは継続され長期滞在記録を打ち立てた後も、スペースシャトル時代も継続され、その滞在ノウハウを蓄積してきた実績が、今圧倒的な成功実績となって新たな宇宙時代に貢献しているのです。

 

 日本は天性手先の器用さと、妥協を許さない国民性と、きめ細やかな工夫をもって精進してきましたが、そもそも戦後のGHQの統制によって、優れた技術力は封印されてきた経緯があって、航空・宇宙技術開発において大きなハンディをしょっていました。

 それでも、開発可能な鉄道・造船・自動車技術は数十年の短期で世界のトップに躍り出るなど、そのポテンシャルは間違いなく誇れるものです。

 ただし、未だに日本はかつてアメリカの敷いた統制を終える気配を見せていないのは、残念なところです。

 別に戦争の兵器を造るわけではなく平和利用に貢献するための技術開発として、そろそろ大国への義理立てを終えて、呪縛を脱ぎ捨てる時が来ているように思います。

 そのためには、日本政府が世界の前に立って日本の技術開発力を、もっとアピールし評価を得る政策を、次世代のライバルになるであろう中国以上に、ガシガシ売り込んで行かなくてはなりません。

 

中国、ダークマターの直接検出に挑む探査衛星「悟空」を打ち上げ
http://news.mynavi.jp/news/2015/12/17/495/ 

ソユーズの宇宙飛行士、無事ISSについたよ!
http://www.gizmodo.jp/2015/12/151216niss.html

 

 開発する企業にも2015年でさまざまな課題が浮彫になっています。新幹線技術のコスト問題や、MRJの開発延期によって、折角の売り込み実績を逸している点です。

 さらにこれからは宇宙開発技術の分野でも高い実績を積みつつある日本は、こうした新ジャンルでも、世界にアピールするための戦術を磨き、ある程度のジャパンクオリティの見直しも必要になってくるかもしれません。

 思わぬ敵は意外にも日本にあり、日本の美徳である奥ゆかしさと、相手を思いやりすぐる国民性が、逆に仇になっているのは皮肉な話です。

 

  日本にもたらされたかつてのハンディと闘っている内に、新たなライバル中国の台頭は、いろんな意味で日本の実力をスポイルする脅威である事は間違いありません。

 一部の観測では、中国がいずれ勢力を弱めるといった見方もささやかれますが、そんな甘くは無いでしょう、事実アメリカは中国の遠くない強大化をいろんな角度で分析し対策を日本に持ち掛けています。

 

 今年2016年は、その青図が見えてくる年になりそうです。
日本国内も決して余裕はないですが、今年日本はいよいよ本格的に国際的にも挑戦の年になるでしょうし、そのくらいの気概が不可欠な一年になる気がします。

 そのために日本政府は、ただでさえ減少する人口と逆らうように様々な方法で人材を確保する政策を急がなくてはならないし、国内の住民もその変化に耐え、受け入れていく柔軟性を必要とします。

 

  さあ、今年も技術大国ニッポンを、大いにアピールしましょう。