くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

今年は未来テクノロジーの話題が豊富、来年も楽しみな最新技術たち

 

 今年から、2020年を当面の目標として近未来の準備が具体的に動き出した年でもあったように思いますし、来年以降からどのような私達将来を便利にしてくれる技術や、サービスが準備されるのでしょうか。 

 

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 何度もこのブログでも紹介した「MRJ」や「自動運転車」もその一つになるとは思いますが、今年に入ってまだまだ話題は増えました。

 今年は、鉄道関連の話題が目立った年です、北陸新幹線の開通で今までとは違った新しい商圏として大きな変化が生まれました、わが街名古屋市にはあまり喜ばしい藩士では無かったのですが、地方創生の具現化としては大変評価できる話題でした。

九州の豪華な旅行を実現したプレミアム列車も国内旅行を再評価させる勢いがありましたし、静岡や関東の鉄道会社が車両を一新し、カラフルカラーで鉄道会社のイメージを新しくしました。

 ですが、何を措いても誰もが知っている「リニア新幹線」の話題は外せない最も有名なトピックでしょう。

 いよいよ、年末ぎりぎりですが、最大の難関である南アルプス

 

リニアの難関トンネル起工 工期10年、南アルプス貫く潜る関東側のトンネル掘削工事を開始しました。

 

リニアの難関トンネル起工 工期10年、南アルプス貫く

2015年12月18日 朝日新聞デジタル

http://www.asahi.com/articles/ASHDL3F25HDLUZOB001.html

 

 いよいよ始まったリニア新幹線の路線工事ですが、この実現においてまとめた記事を掲載しておきます。

http://www.asahi.com/topics/word/%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%82%A2%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E6%96%B0%E5%B9%B9%E7%B7%9A.html

 簡単に説明しておくと、東京ー大阪間が開通した場合、1時間ちょっとで移動できてしまうのです、このアドバンテージは航空機業界でも脅威となるでしょうから、運賃の価格競争が過熱するかもしれません。

 

 あと、地味に知られていませんが、以前このブログでも記事った未来の技術がいよいよ実現するかもしれない話題が在ります、それは「核融合炉」の実現です。

 スパコン稼働で一気に加速する、核融合炉実現化
2015年6月12日
http://kuromaryu.hatenablog.jp/entry/2015/06/12/072912

 

 核分裂による従来の「原子力発電」は、東電原発問題や、もんじゅの核燃料リサイクル管理のほぼ失敗によって、危険が伴うものでしたが、核融合は技術的に相当難しいのですが、実現すればこれ程安全で低公害なテクノロジーはありません。

  古くはマンガ「鉄腕アトム」などや、様々な話題で未来の象徴として紹介されましたが、現実的な核分裂が普及してしまいました。

 そして、新たな期待できる技術の記事が紹介されました。

 

 新型核融合炉「ヴェンデルシュタイン 7-X」初起動、ヘリウムプラズマの生成に成功

http://gigazine.net/news/20151211-wendelstein-7-x/

 

 これは、いつも日本と高度な技術開発でライバルとなるドイツの最新技術ですが、日本のものと原理はよく似ている様に見えます。

 こう言ったいい意味での技術競争は、単独の技術開発よりも刺激になって進歩が速くなることが期待できますが、安全・確実を最優先させる日本としても、負けてはいられません、きっと開発陣に火を着けたに違いありません、頑張れ。

 

 もっと身近なところでも、高齢化や高齢者人口の増加で心配されている介護や医療の人材不足も来年もさらに加速するかもしれません。

 その面でも、各医療機器メーカーや、トピックとしてはトヨタ自動車が医療ロボット関連の事業を発表するなど話題が多かったように思います。

 それだけにかぎらず、今年国内でも何かと話題になった、ベンチャー企業から義手や歩行補助を目的とした、機器や足腰をサポートする半ロボット機器の開発・発表が相次ぎましたので、製品化してますので来年には普及できれば、よりコストダウン化が進んで低価格にできそうですし、国の医療補助・保険適用化もアシストされれば、現実的な選択肢になるでしょう。

 

 また、ITをつかった地味でも期待したいサービスとして「ウーバ」という次世代の運搬サービスが注目されました。

フェイスブックメッセンジャーでウーバー配車 米国で試験運用

http://jp.reuters.com/article/facebook-ridehailing-uber-tech-idJPKBN0U007G20151217

 アメリカではかなり重宝されているらしく、欧州にも広まっているようですが、今年は日本では、認可やタクシー業界の兼ね合いもあってか、まだ利用はできませんが、事象実験として、東京など一部の検証を来年以降開始するとの話題もあります。 

 さらにその間にアメリカでは、最新の話題が入ってます、IT大手Google社がタクシー業界参入を発表、来年の話題の台風の目になりそうです。

 

Googleがタクシー配車サービス本格参入へ目論み、セルフドライビングカー部門をAlphabet傘下に移動する見通しと判明

http://gigazine.net/news/20151217-google-driverless-car-alphabet/

  Google社は、自動運転車システム開発でも最右翼であり、Alphabet社を立ち上げ、独立採算可能な事業から、随時ベンチャー企業として独立させ潤沢な資金投資を積極的に進めています。

 残念ながら、日本はトヨタ自動車がシリコンバーレーにAI開発の拠点建設を発表しましたが、これはすごい事ではあるものの、アメリカのそれとは一歩後れを取った感は否めません。

 しかし、一時の日本の遅さに比べれば、雲泥の差で積極的な未来技術の開発が加速しているのは間違いなさそうです。

  アメリカには遅れを取ってはいても、その他の先進国との比較では十分なアドバンテージがある事はことあっておきます。

 

 さあ、ざっと最新トピックを中心に紹介してきましたが、如何でしょうか。
 来年も、ますますワクワクの未来技術を紹介できるのを楽しみにしてみたいと思っています、ご期待ください。