読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

くろま流 × NAGOYA式 ブログ

名古屋在住者の視点から地域産業・観光を通した活躍を応援。

アノ人から、あの頃小さかった人たち・子供の気持ちを忘れそうな人たちへ

 

 大人になって何十年にもなると、ふとしたことから子供と接したときに思わぬ気付きに驚かされることは、良くあると思いますが、特に今リアルに子育てに奔走されてらっしゃる方にとって、今年の1年はどのような年だったのでしょうか。

 

f:id:kromaryu:20151217211632j:plain

 

 筆者が子供の頃に、見ていたTV番組「できるかな(NHK教育)」はご存知の方は多いかと思いますが、その初代の「のっぽさん」こと、高見のっぽさんは御年80歳を超えてらっしゃると知り、感慨深くなってしました。

 子供教育にあのピエロのようなパントマイム風の芸で、その斬新なパフォーマンスはゴン太君といいコンビでしたが、筆者のキャラ好きの原点でもあり、少年のようなのっぽさんの子供への目線は、時代を超えた実にシンプルなメッセージだったんだな、と今更ながらに思いだされます。
 そんなのっぽさんからのメッセージ記事が在りましたので、載せておきたいと思います。

■大人ぶっていませんか ノッポさんから、あの頃小さかった人たちへ
NHKの子ども番組「できるかな」(1970~90年)でおなじみの高見
のっぽさん(81)。充実した仕事の一方、葛藤もあったそうです。
http://news.asahi.com/c/aczzcwpdxbvKixac

 かと言って、今子育てをするにはのっぽさんがご活躍されてらっしゃた時代と比べると、様々大きな変化が在りますね、例えば一番大きな変化は、やっぱり核家族化の増加でしょうか。

 そのおかげで、子供そのものの総数は少子化と言われる通り現象してますが、核家族化で世帯数が増加して、しかも母子家庭が結構多いと聞きますが、そうなるとそもそも子供を保護する親を覗いて、子供の面倒をみる職業(保育士)が少なくなっている現状で、子供は親に頼るしかなくなってしまいます。

 さらに、筆者が子供の頃は高卒あわよくば中卒でも結構就職には困らなかったのですが、今は職業を選ぶ傾向が強いために大卒でも良い条件の職につけないという厳しい現実もあります。

  子どもにかかるお金は、成長するにつれてだんだん増えていき、文部科学省の12年度調査では、幼稚園から高校までの15年間(公立に通った場合)の学習費(授業料、学校給食費、学習塾費などの合計)は約500万円、私立通いはその3.5倍の以上の約1677万円だだそうです。

 さらにそこから、14度の大学・短大進学率は54・6%と、今は常識にさえ言われる大学まで考えるとさらに必要になります。
 日本政策金融公庫の昨年度調査では、大学入学から卒業までにかかる入学・在学費用の平均は国公立で約511万円、私立文系で約692万円、私立理系が約788万円にもなるそうです。

 そうすると、全て国公立で通れれば良いですがまず困難ですから、例えば私立幼稚園に通い、高校までは公立校、私立文系大学に進むとして、ざっと1000万円越えとなります。

 母子家庭では、さらに「育休退園」などの条件や、そもそも保育園に空きが無く、「待機児童」の問題もまだまだ解消していない自治体も多いです。

 因みに名古屋市は待機児童ゼロ宣言などで、一般的に居ないとされているので、未だいい方かもしれませんが、人口が集中する地域ではこの前話題になった埼玉県など、深刻な事は今も変わりません。

 ただ、育休退園は無くす自治体も出てきて、名古屋近隣では静岡県静岡市が漸く止める目処が付いたようで、この問題は徐々に少子化が進めば解消がみこめるかもしれません。

「育休退園」やめる静岡市・続ける熊本市 理由を聞いた
2人目、3人目の子どもを出産して育児休業を取った保護者は家で
子育てができるはず――そんな理由で、保育園に通う上の子どもを
退園させる「育休退園」。各地を訪ね課題を考えました。
http://news.asahi.com/c/aczzcwpdxbvKixai

 女性目線の行き届く職場は、「育児中のパパ」「子育てママ」に対し大手企業から徐々に改善されているとは言われますが、中小はまだまだ余裕が無くこの部分が来年どうなるかは、とても気になるところです。

 また、日本では馴染みないか、お金持ちだけのイメージだった、育児補助については民間サービスも増え出しているようで、共働きの親御さんの収入であれば、利用が可能な料金まで下がっていて、選択はすこしづつ増えているようです。

外国人の家事代行、来春解禁へ まずは神奈川から
http://news.asahi.com/c/aczzcwpdxbvKixat
ついに来た「日本人じゃないの?」 フィリピンママのリポート
http://news.asahi.com/c/aczzcwpdxbvKixao

 

 安倍政権が、女性の働きやすい職場改善に積極的なのに合わせて、政府・自治体も柔軟に、制度改革を進めているのも今年の大きなトピックだったでしょう。

保育士、幼稚園教諭ら代替可能に?人手不足で厚労省検討
http://news.asahi.com/c/aczzcwpdxbvKixav
「学校外で義務教育」18年にも新制度 自民慎重派容認
http://news.asahi.com/c/aczzcwpdxbvKixay

 

 乳幼児から児童などのお子さんをお持ちの親御さんに差し伸べる福祉自治は、今年の流れを見る限りまだまだ厳しい時期ではありますが、来年・それ以降に向けて変わろうとしているのは過去に比べ動きはあるようです。

 

 親御さんも大変ですが、かつてのっぽさんが活躍されていた時代からして、何より何も罪のない子供たちが十分な教育や、のびのび育っていくのが難しい「受難の時代」になっているのには、憤りを禁じ得ません。

 来年は子供達の元気な笑顔が、もっともっと見られる、それと同時に働く親御さんの笑顔も見られる年になる事を、拙に願います。