くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

名古屋の玄関口「メイエキ」ならば東口も西口も利用しやすい駅に

 昨日の広報しようと話題にしましたが、毎月初に発行される名古屋の広報紙である、「広報なごや」12月号がようやく届居たので目を通していたのですが中面にどーんと載っていた「議会の活動」に 目を惹かれました。

 その記事については、また近いうちに触れたいと思いますが、今回は町おこしの話題に大いに関連する、名古屋駅の利便性についてです。

 

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JR名古屋駅に「なごやめし」通り 12月開業

 2020年東京オリンピック開催で間顧客増大に併せるべく、名古屋駅周辺の開発が進んで、見るたびに変わってきていますが、それと同時に単に見た目だけでなく、様々な面で駅を利用する人々の利便性を、多角的に検討を進めているようです。

 

名古屋駅:「利用しやすい駅に」バリアフリー調査
/愛知 毎日新聞

http://mainichi.jp/area/aichi/news/20151012ddlk23040052000c.html

 

 今後増大する、外国人観光客対策も、円頓寺など近縁の地域商業も積極的に取り組んでいるモノですが、名古屋市は上の記事にもあるような障がい者や高れい者などへも配慮した「多様な利便性」を全国に先んじて提供する目標も掲げているようです。

 リニア新幹線プラットホームを新たに構築するなど、ツインタワー以来の名古屋駅の大幅なリニューアルに合わせて、細かい利便性に配慮し今や標準的な仕様となっている「バリアフリー」や「ユニバーサルデザイン」の反映には、絶交のチャンスです。

 

 その他にも、これからの観光やインフォメーションには不可欠な、案内板と連動した「FreeWiFi」などのIT通信を利用した、目や耳で理解するインフォメーションは、早くから検証実験が進められ、それによっていくつかの問題も判ってきました。

  名古屋市、地下鉄85駅でWi-Fi 21日から

 

 FreeWiFiは文字通り無料のため、それだけでは莫大な設備投資を賄えません、広告などで賄う案もありますが限界はあるでしょうから、これからはFreeFiFiに加えて、せめて国内ユーザーだけでも、大手通信事業者なども巻き込んで、適度な有料利用できる新プランやサービスの開発も必要かもしれません。

 公的機関の計画だけでは限界がある以上、地元企業をも巻き込んだ、将来に活用できる商品開発も、長期的に考えて企業側からも提案など参加を促す働きかけも加えて進めていく必要がありそうです。

 

 また、今中国の前例のない中国人口由来の、日本でのいわゆる「爆買い」現象によって、一時的に需要が増大していて、設備投資の予測が変則的なのも、嬉しいのか悩ましいのか、これも今後永続的に続くものでは無いだけに、ブームの去ったの後とのバランスは課題です。

 

訪日客急増、名古屋でホテルラッシュ 中国依存に懸念も

中国人、愛知に「爆来」 観光せず宿泊のみ

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015100390144700.html

 

  個人的には、名古屋駅開発に大いに期待しているのは間違いないですが、東口だけではなく、下町風情の残っていた「西口」の開発も東口とは対照的な開発も期待したいところです。

 例えば、基本低層建築物限定で懐かしの下町や、夏に栄で実施された飲み屋街の構想を西口に持っていくとか、これは個人的な(ある意味無責任な)発想なので雑すぎるのですが、このくらいのメリハリがあった方が相乗効果を期待できそうな気がします。

 名古屋駅は昔も今も、東口も西口も合わせて「名古屋駅の風景」だと思いますので、名古屋の玄関口にふさわしい、景観も含めて「新しい名駅」「古い名駅」の演出を、名古屋市が愛知県と密にタッグを組んで、しっかり開発を仕切ってほしいですね。