くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

この秋考えたい、地域の街おこしの難しさと面白さ

 

 今日は、今政府主導で盛り上がりつつある「地方創生」「街おこし」の進め方について、記事りたいと思います。

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 この東海地方での街おこしを見るに最近でも、10月に小牧市の図書館民営化白紙撤回や、11月には名古屋市緑区の自然豊かな大高緑地公園で、恐竜テーマパークの来年夏開園といった案件で、愛知県決定など地域の住民との民意の食い違いによる件があります。

小牧市TSUTAYA”図書館、白紙撤回へ CCCが契約解消の方針表明
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1510/20/news134.html

愛知県小牧市の新図書館計画で、カルチュア・コンビニエンス・クラブが契約解消を進める方針を表明。

大高緑地の恐竜パーク、地元住民が建設反対
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFD13H0J_T11C15A1CN8000/

 愛知県が大高緑地(名古屋市緑区)で来年夏に開業する恐竜テーマパークについて、地元の市民団体が13日、建設の見直しを求める署名を県に提出した。

 こう言ったトラブルは、この地方に限ったことではなく、どの地方でも起こりうる課題で、多くは市政側の民意に沿っている案件かどうかについて、十分な同意を取っていない事によって起こるものです。
 ただ、市政主導での経済的に街が潤うことは大事ですが、本来の地方創生の主旨は、地域の住民が住みやすくなる事も大切な目的だと思いますので、市や県はしっかりした市民調査の上、運営をお願いしたいものです。

地域しごと創生会議:石破氏「人・知恵・金」を三本の矢

http://mainichi.jp/select/news/20151118k0000m010057000c.html

毎日新聞 2015年11月17日 20時16分(最終更新 11月17日 20時27分)

 石破茂地方創生担当相は17日、地方の雇用創出などを議論する「地域しごと創生会議」の初会議を開き、「人・知恵・金」を「地方創生三本の矢」と位置づけて支援を強化する方針を示した。具体的には、地方創生に狙いを定めた国家公務員などの地方自治体への派遣と地域の人材育成▽地域の経済・人口動態が把握できる「ビッグデータ」利用の推進▽新型交付金と企業版ふるさと納税−−で、「必要なものは補正予算、税制改正に反映をしていきたい」と意欲を示した。

   石破地方創生担当相は、支援強化を示し、人材派遣・税金対策でのサポートをうたっていますので、更に本格的な底上げも行われるようですし、小泉衆院議員が農林部会長に就任し、農林関係会合での引き締めを始めるなど、地方問題改善関連の動きも盛んにニュースされています。

 かつて安倍総理が打ち出した、現在進行形の三本の矢の効果が十分な結果を見ない状態で「地方創生三本の矢」はどれほどの効果を見るのか、住民の目は厳しいモノが在ったり、上記のような簡単に行かないものもあります。

 

 ただ、地域の企業・住民においても、前向きな意識でこの大事業に自分の意見を反映させていく姿勢を忘れないようにしたいです。

 成功例としても、着々と多くの事例が増えていますので、むしろ向上的な空気の中では、今までにない新しい施策が生まれ、進行していることは、明らかに市民の姿勢が変わっている証でしょう。

https://news.google.com/news/more?ncl=d1ZnL02Ii6S2VxM&authuser=0&ned=us&hl=ja

news.google.com

 

http://www.asahi.com/articles/ASHCJ4FP5HCJOIPE00P.html

www.asahi.com

 

http://www.fnn-news.com/sp/news/headlines/articles/CONN00308581.html

www.fnn-news.com

 

http://www.asahi.com/articles/ASHC44JQ9HC4OBJB004.html

www.asahi.com

 

http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20151115/3516311.html

www3.nhk.or.jp

  その他、この地方でも言うまでもないMRJや、自動車産業などの主幹産業の好調さも、上向きな空気を生んでいると言えます。

  今回記事にした、街おこしに関するケースはごく一部で、今まででも整理しきれない街おこしの話しはたくさんありましたが、かつてはそれぞれが単体で実施されて一つのトピックであったのに対して、住民の街おこし意識が成熟していけば、点と点だった事例がこれからは、連携して成功する可能性が高まっているという事だと思います。

 これからは県や市で点と点を結び、線や面に変えることによって、よりコスト面でも人員的にも、効率よく街おこしができるメリットが出てくるでしょう。

 さらにこの仕組みが成熟すればこの活動が、今までの様に官庁・企業・個人という枠も超えて、同じ目的や主旨同士でのフォーラムを組むことで、共通の目的と問題に対処しやすくなってきます。

 今はいざとなれば、インターネットで手軽で低負担の情報の共有が出来ますし、わざわざ会議に集まらなくても済むので、より柔軟に気軽にいつでもプロジェクト参加しやすくできる時代です。

 これからはこういった仕組みを、県や市が積極的に利用して、住民の生きた意見を集め、それを基に街おこしのお題を、ネットや印刷物で広報したものを、目的にあった形で官庁主導で市民を交えてまとめたものに、予算を当てていけば無駄もかい離もグッとへるのではないでしょうか。

 これからも、型にはまらない新しい試みを積極的に採る動きが増えていくのではないかと期待しています。