くろま流 × NAGOYA式 ブログ

地域産業・観光を広い目線から、東海・名古屋あるあるをリサーチ。

公務員務めるお得度、名古屋市職員と愛知県庁職員はどっちがエリート?

 

 就職の関心事では、最近はブラック企業など民間企業への不信感や待遇の悪さに反応して、大学新卒者などから公務員登用への関心が高まっているようなので、筆者も少しググってみました。

 「名古屋市職員と愛知県庁職員はどっちの方がエリートですか?」

 という質問を見つけたので、それに関連して記事りたいと思います。

 

名古屋市職員と愛知県庁職員はどっちの方がエリートですか?
教えて!goo
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3759659.html

oshiete.goo.ne.jp

 筆者自体は、公務員になりたいと思ったことはあまりありませんが、なりたいと思う気持ちはわからないでもないですね。

中国減速、愛知企業の33%「悪影響」 全国上回る、民間調べ
2015/10/29 日本経済新聞 電子版
中国経済の成長鈍化によって自社の業績に悪影響を受けると回答した愛知県企業は33%と3社に1社にのぼり、全国平均(25.4%)を大きく上回ったことが28日、帝国データバンク名古屋支店の調べで分かった。

http://mw.nikkei.com/tb/#!/article/のDGXLZO93363700Y5A021C1L91000/

 なんて話も厳しい現実にはあります。 

  東京や大阪の企業に比べて、愛知企業の中国依存の大きさが起因しているらしいですが、これは他人事じゃないですね。

 だからこそ安定している公務員職が人気なのも無理からぬかもしれませんが、いくら希望者全員が全員成れるモノではないし、仕事にありつけば良いのか? と言う話です。(まあ、大きなお世話なんですけど)

 

 中国で失敗した原因は、中国人の安い人件費で売り上げに対して経費を削減することで、一見差し引きはプラスになる可能性はありますが、大切なのはそれに乗じてどれだけ売り上げを伸ばせたか? その努力と成果が企業の将来を繋ぐキモです。

 いくら、人件費を削っても人材不足の時代に、将来を担う人員確保と生産性の高い人材の教育に投資しなかった企業は長期において戦えないでしょう。

 

 東海地方は、これからモノづくりの地域として大きく成長する目標を持っているだけに、海外の安い人件費に依存せずに、国内人材の育成とその人材を庇護しいけるだけの体力を養っていかなければなりません。

 

 既に時代は、企業や金融機関だけが社内留保を優先させて成長でき無くなっていますから、担保していた資金をいかに次の人材育成に上手に使っていけるかが、関東・関西企業と渡り合っていくカギになりそうです。

 

 限られた人材を、如何にこれから流入してくる海外人材とうまくマッチングして生かせるかが、優秀なモノづくりの技を引き継いでいくのに不可欠な事を、中部の自治体・企業は、官民の枠を取り払って協同していくしかないでしょう。

 その点では、最近中部地方では自治体や大学・企業との合同協議や、事象実験が過去に無いほど実施されているのは、良い傾向です。

 

 様々な可能性をさぐろうと模索する動きが、今までにないチャンスを生み出す空気が中部地方にも出来上がりつつあるわけですが、モノづくりに徹してきた優秀な企業ほど、それを伝えていく人材確保があまり得意ではないようで、伝承者の確保、至ってはせっかく優秀な技を持っていても、今後生かせない可能性があるのです。

 

 そこで、これからを担うであろうこれから就職される方々へも、こういった動きを良く見極めてほしいと思ってます。

 もちろん人気ゆえ公務員に合格することは簡単な事ではないし、名古屋市職員と愛知県庁職員はどっちの方がエリートか? 聞かれるまでもなくそのどちらも立派なものですが、人材不足の時代にはそれ以外の可能性がいっぱい眠っているのです。

 就職を目指す方々は、今一度自分の人材的な価値をよく考えてみて、その価値を限定しない未来を選択して欲しいです。