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くろま流 × NAGOYA式 ブログ

名古屋在住者の視点から地域産業・観光を通した活躍を応援。

東京モーターショー 2015 話題の新しいクルマのカタチ

  既に東京幕張で開催されている「第44回 東京モーターショー2015」ですが、過去数年程、中国での自動車市場の拡大や、アメリカなどでの大量リコールなどの日本車バッシングの影響で、海外メーカーの参加控えなどがあって、ショーとしての華やかさを失っていました。

世界初公開の燃料電池車も 東京モーターショー2015、30日から一般公開
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 しかし2015年では、中国や欧州市場やアメリカの景気上昇で、日本製の自動車販売が息を吹き返してた上に「次世代燃料自動車」「自動運転車」といった、今話題になりつつある自動車への期待が丁度重なった事、そして大手独VWが公害規制詐称などで信頼性が低下したなどで、日本車メーカーに追い風になりました。


 その中での、東京モーターショーは、日本での新たな市場として注目されて海外企業も多数参加して、久しぶりの賑わいを見せているようです。そうなると、やはり注目されるのが「次世代燃料自動車」「自動運転車」の日本が世界にに先駆け先行していた新技術の成果発表でした。


 先にも書きました、独大手自動車メーカーの詐称問題で、それまで低燃費と高い信用性を唱っていた「ディーゼルエンジン」に低燃費化への限界を悟った世界の各メーカーは、やはり次世代の低燃費・低公害化技術を求めざるを得なくなったのです。

 大手メーカーは基礎研究はそれなりにしていましたが、蓋を開けると日本メーカーがもっとも実用性の高い技術をモーターショーで公開したのです。

 電気自動車では日産が一日の長があり、プラグイン・ハイブリッドや水素燃料車ではトヨタやホンダが最も進化していたわけです。

 

 ここまでは、日本の高い技術を誇って良いのですが、ただだからと言って安穏とはしていられないようです。

 と言うのは、もう既に次の闘いが始まっているからです。

 これは、次世代の移動体(もはや既存自動車とは概念が変わっています)の市場競争が始まっているからです。
 この闘いは、今までの自動車市場とは異なるもので、ガソリンエンジンを使わない事で、当然低公害な上に、自動で走る未来の移動体を目指すものです。

 あまりにも新しすぎて、共通の名前はまだありませんが興味深いのは、エンジンを持たない車の開発には、自動車メーカーが長年培ったノウハウの殆どは必要ないために、IT企業やベンチャー企業が参入可能と言う、画期的な点です。

 

 そのため、既存自動車企業とてうかうかしていられない状態なのです。特に話題になったのは、米IT企業大手の「Google(Alphabet)社」「Apple社」が自動運転車の開発を既に実用域のあるところまで開発に成功しているという事です。

クリス・アームソン: 自動運転車は周りの世界をどう見ているのか | TED Talk | TED.com

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 アームソン氏の語る自動運転の考え方は、私たちの考えるそれより、とても深い事がわかります。発想の観点がが秀逸で、とても興味深いです。

 

 この開発進行の速さは既存メーカーには脅威となっており、両者とも未だ市販クラスの実車は公開していませんが、どちらも独自の極秘開発を進めており、あとは実車をどの企業がつくる事になるかを待つ段階です。

 両者の知名度・ブランド製、特にApple社のセンスの高いブランド評価は皆さんも重々ご周知の通りで、一見MACが自動車?と思っても、ピンとこないかもしれませんが、誰もがそのイメージ戦略に嫌が上にも期待は高まるわけです。

 

 残念ながら、今年の東京モーターショーには、このIT2社の参加はありませんが、恐らくごく近いうちに、独自のアナウンスを大々的にするでしょう。

 自動運転技術については、こういったIT企業系列と、既存自動車企業系列では発想が根本的に違っていると言われます。

 

 よく言われるのは、前者はあくまで車は移動手段・道具であり、人は殆ど運転のわずらわしさがありません「文字通り自動走行」に徹しています。

 それに対し後者は、人が運転を楽しむ事を残しつつ、人の運転を程よくサポートするという「運転アシスト走行」を目指しているという事です。

 同じ「自動運転」でも、成り立ちからこういった違いを敢えて出しているようです。

 やはり、究極は前者になるのでしょうが、暫くは人が運転する楽しみも残されると思われますが、いずれにしても車の進化する先は、私たちの生活とより一体化して、さらには住まいと、果ては都市と一体化していくのでしょうね。

 

 車一つにしても、こうやって未来が現実化していくのを垣間見れるのは、とても楽しみな話ですね、これからも来年・再来年でも盛況な日本開催のモーターショーを心待ちにしたいです。