えっ! 「名古屋から来た」と言う人の出身地が……見栄なのか配慮なのか?
中日ドラゴンズ、山本昌投手が、50歳にして今季で引退を発表されたのが、まだ昨日のようで、思えば残念でなりません。
さて、出身地を「名古屋」と答える人で、実は名古屋市民ゼロ、愛知県民や岐阜県民だった、という話題は言われて見れば当たらずとも遠からじと思い当たる話は目に浮かびますが、地元愛の形について記事ります。
よほど今回の記事には、上の画像をマイ写真にしようかと思いましたが、やはり勇気がありませんので、地元愛の証としてド○ラにしましてしまいました。
筆者とて純粋な名古屋人? ネイティブ名古屋? ではないので出身地を名古屋と答える気持ちは解るような気がしますが、こう言った受け答えは、どの地方出身者でも似たりよったりだと思っていましたが、そうでも無かったんですね。
確かに、地元愛が強ければ素直に出身地を少なくとも、正しい県名で答えて然るべきなんでしょうけど、愛知の尾張・三河は名古屋に集約される事が多いのは、昔からここいらの出身芸能人がこの慣習を定着させた気もしなくは無いです。
最近の同芸能人は、ハッキリ正確な出身地を唱ってはいますが、特にアイドルはご当地化が進んだせいで、逆にセールスポイントととして挙げている傾向が強いからかも知れません。
筆者も未だ名古屋に住んでいなかった時分は、他県の人に出身地を聞かれた場合、言い分けてました。
相手が親しい人か一見的な人かによって、前者なら○○市の近くの○○町といった様に、地理に聡くない人でも分かり易い様に説明してましたが、後者の人には名古屋の近くと言う言い方をしてました。
この中部地方では、地方活性が余り盛んでなかった以前は名古屋だけがかろうじて認知度があったからですが、細かく話しても余り関心を持ってくれ無い為にいつしかそうなったのかも知れません。
しかし、東京から名古屋より離れた関西や九州、東では東北・北海道出身の方たちは、しっかり県名などで答えていらっしゃるのを聞くと、ちょっと今までの自分が寂しい気はしますね。
殊更地元愛を強調するのもどうかとは思いますが、やはり生まれ育った故郷や居住地は、個人を示すアイデンティティーとして、とても大切なことです。
これはまさしく、地元愛の証とそのモチベーションの大きさに他ならないのでしょう。
愛知県出身者は、もう少しイジられ上手になれば素直になって、変に気遣わずに出身地をすんなり答えるようになるかな、と言う気がします。
良くも悪くもその人の人間性の垣間見える出身地ですから、大いにアピールしながら(時にはチョットひた隠しにしながら)人と触れ合う時には、良い話題のネタになるのですから、地元を素直に見られるキモチを大事にしたいなと思いました。