くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

残業ゼロ・社員が幸せな会社「うらやましすぎる真実」は、企業の健全な姿

 

  高度経済成長期からの、景気下降の時期に差し掛かっているいまだに、企業の業務姿勢がその流れに乗せられず、本来当たり前だった定時勤務への移行が出来ていない現状の中、何とか合わせようと努力する企業も出てきたことは救いです。

 

 

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 企業戦士ともてはやされて、筆者も漏れずに会社に尽くしてきた一人ではありますが、それが当たり前だった時代は、すでに終わっているにも関わらず、それに合わせられない企業のなんと多いことか。

 もっと早くに調整をしていれば、いまほどのゆがみはなかったと後悔さえします。

 

 かつて会社の宝だった社員という人材は、バランスシートの負債の筆頭に挙げられるかのように、調整の対象に真っ先に挙げる企業のなんと多いことか。

 しかしながら、未来工業のように企業の本来の姿を見直して、社員という人材資産を前向きに活用していく工夫をする企業も出てきたことは、これからの企業姿勢の指針になるのかもしれません。

 

 多くの企業は、会社の利益確保優先にあまりにも固執しすぎたように思われます、もちろん企業にとってそれが最大の使命ではありますが、利益率や内部留保に過剰にこだわった分、社内人材の低質化につながっていることを忘れてはなりません。

 こうして企業がまず、利益を上げることありきという常識が恒常化・標準化したことで、優秀な人材はなりを潜め、条件のいいほうへ流れるという致命的欠陥をも作ってしまったと言えそうです。

 

 しかし、健全な企業というのは利益を上げるのと同意義で、優秀な人材の育成も実施するものです、本来の企業成長はその両輪が揃ってはじめて成長するものでなくてはなりませんが、それが出来ていないとすれば、施策を推し進めた政府や、社内改善が不十分だった企業、または中で働く社員の意識改善努力が不足していたのかもしれません。

 

 いずれにしても、今からでも社内姿勢の改善に取り組んでいかないと、ますます会社がいびつになっていくのは避けられません。

 お勤めの企業が、その改善に取り組んでいる節があるかどうか、社員は見定めなくてはなりませんし、積極的に主張しなければかわるものもかわりません。

 

 紹介企業のように、女性社員からは「スーパーの閉店時間に間に合わない」と不満があって、それを受け入れられる企業というのは、社員を大事にしていると解りやすいかもしれません。

 日本はこれから低成長時代になりますが、それゆえに企業はそれを言い訳にすればするほど、良い人材は離れていくのではないかと思われます。

 

 今後も人材をおざなりにしてきた企業は、長期で見て成長できる時代ではなくなっていくので鼻かということを、この事例は予見しているように見えます。

 

 


岐阜発「楽園企業」、毎日5時に帰る残業ゼロ術 | 日本一“社員”が幸せな会社の「うらやましすぎる真実」 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
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