くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

運転講習やエコカー試乗イベントに見る自動車所有の価値観

 

 自動車発展の歴史は、走行性能とくにエンジンの性能の関わる燃費などの改善の歴史でもありましたが、意外と知られていないのは、運転者の乗り方・使い方次第で、車の性能・燃費は思った以上に改善するということです。

 

 

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  自動車を利用するユーザーは、いろいろな目的でそれぞれ好みの車を所有されているわけですが、その所有同期は以前はその車自体の所有翌が大きかったのに対し、最近では「道具」「移動手段」としての所有意識が大きくなっているように感じます。

 

 そういった時代の意識として、いかに自動車を効率よく運転するか? という意識は、エコ意識や経済観念の高いユーザーには、とても関心の高い品目になっているようですね。

 

 今回紹介の記事などのように、燃費向上の運転技術の講習会の参加者を募集するイベントが、全国で実施されているようで、その意識の高さを物語っていますが、そもそもこういった動きが活発になってきたのは、高度成長時代の自動車の使われ方の終焉に伴い、自動車メーカーの推し進めていた車のある生活のあり様が車中心でなくなったことが大きいのでしょう。

 

 今でも「エンスー」と呼ばれないにしても、車そのものに高い思い入れをもった自動車ユーザーは少なからずいて、彼らにとって燃費や古い性能は二の次であり、それ以上にこだわれるポイントが数多くあります。

 

 その一方で、自動車を足や道具として、効率よく生活に取り入れようとする自動車ユーザーを、自動車メーカー各社は新しい切り口で顧客として取り込むイベントを開いているのです。

 

 今後自動車は、IT企業の参画でもしかしたら、ある意味自動車と呼ばれなくなるかもしれませんし、いまより一層のツールとしての利用価値が高まってくるかもしれません。

 今後は自動車の所有する価値をどのように演出するかは、今までとは違った段階に突入していくのでしょうか。

 

 

 

燃費が20%よくなる運転技術の講習会の参加者を募集。燃料電池車への試乗も | THE PAGE 東京
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