産学連携による成果、日本ができる高齢化・低負荷環境技術
何回か当ブログでもご紹介しているので、ご存知の方もお見えだと思いますが、トヨタ自動車・名古屋大学(名古屋市千種区)がライフワークとして取り組む生活と産業との連携システムの開発に当たって、地域の同志団体との交流を行っているようです。
紹介記事にもある8月28日に行われた交流・発表会でも「高齢者が元気になるモビリティ社会」といった産学連携による開発を訴える研究発表が行われました。
名古屋大学は、モノづくりが盛んな愛知県で培われた、自動車や航空機産業などから派生する高度な機械制御技術開発にも積極的に関わっていることもあり、優秀な工学関連のブレーンを抱えているようで、そのノウハウを活かした未来の都市交通・機械産業の一大都市化を目指しているように思えます。
愛知県は交通会社の協力を得て、日本最大の研究機関を持つ茨城県とも太いパイプを作ろうともしており、地方同士の次世代産業開発の流れを創出しようとしています。
今までは利益最優先の企業資本と開発力に重きを置かれていいましたが、大学が参入することで直接利益に繋がらない研究課題についても開発の流れを作り出すことが、ようやく本格的に出来る素地が出来て来たようです。
こう言った研究成果を海外にも積極的にアピールして、低迷する日本の技術開発力のブラッシュアップに貢献できそうです。
「高齢者が元気になるモビリティ社会」産学連携による成果発表会を開催 | レスポンス
http://response.jp/article/2015/08/17/258043.html