くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

原発再稼働の必要性を理解するのに大事なベネフィット

 

 日本国内が電力供給の手段について、大きく分けて2つの判断に別れているのはご承知の通りですが、今回の記事は原発再稼働に感情的に騒ぎ過ぎだ、と言うご意見の紹介です。

 

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 この説明に福島原発での災事が起こる前までは、殆どの国民有権者で異を唱える人は居なかったでしょうが、残念ながら被災から5年以上経った今出さえ反対意見が止まないのは、災害後の様々な対応が未だきちんと行われていないためでしょう。

 

 説明文に限らず、いくらコスト比較で優位性を図っても、現在までの災害対策費の使われ方を見るにつれ、とても現実にあった予算が原発稼働費用の中に、妥当な対策費が織り込まれていると思えている人は少ないのでは無いですか? 

 更に被災にあった被災者の心労や人生を狂わされた様々な費用は当然かのように無視されていますし、留めは廃棄核燃料のリサイクルも失敗し、その処分に莫大な費用と未来へのツケを残す事に配慮がありません。

 

 国民が反対しているのは、今の事だけでは無くて、将来の懸念と負い目なのではないでしょうか。

  以前から言われている現実的な選択肢を、何時までもオウム返ししているのはそれこそ建設的ではありません、本来取り組まねばならないのは、低負荷環境の次世代エネルギーを使ってどの組み合わせがベストなのか筋道を立てておく仕事なはずです。

   現実に原発を暫定的に頼らざるを得ないのは誰もが重々承知の話です、原発の何が悪いと言わんばかりに開き直ったように取られているからでは無いでしょうか。

 

 こういう事は口で言っていれば言った事になるとは限りません、政府が筋道を立てて理解させる工夫をすれば済む話です。

 その兆しを見せさえすれば、大方の人が異論を唱えないのではないでしょうか。

 

  原発稼働を正当化するには、利用者へのベネフィットを重視した、プライスレスですがその費用も見込むくらいの誠意が無ければ、話ベタな政府が居る以上は国民に見切られる事になるでしょう。

 

 


川内原発の再稼働が必要な4つの理由再稼働がもたらすリスクとベネフィット  WEDGE Infinity(ウェッジ)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/5265

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