石油価格安を既存発電の優位性に上げる疑問
もう何年もまえから、化石燃料の代替エネルギーのアイデアはたくさんあるのに、人は旧来の燃料を未だ使い続けています。
これには、単にベストなエネルギーという判断とは別に何か理由があるようです。
この記事によれば、石油の価格が下がっても、再生可能エネルギーの需要や、自動車の売上に影響が出ることはない、としています。
石油の値段は、生産量の増減と需要の増減で決まってきますが、備蓄量や生産量の増量などがある程度計画的にされていれば、安定していても価格が下がる可能性が出てきて石油そのものの要因で下がるのではないため、単に石油価格の上がり下がりが、石油の需要と比例しなくなることがあります。
石油も株と同様の先物取引で商いされていますから、現実の状態との時間差が大きい材料と言えます。
再生可能エネルギーの需要は電力の需要であり、石油そのもの需要は燃料としての需要のため、必ずバッティングすることはないという趣旨の様です。
冒頭の話は、エネルギー生産に直接影響するものではないため、化石燃料を直接燃料として扱っている産業でなければ、生産増減・価格の増減による影響はなく、発電方法が必ず須も原子力や火力に頼る必要はない事を意味しています。
また、いくら石油が安くなったからといって依存する必要はなく、むしろCO2削減においては、石油価格に関係なく使用を減らしいた方がいいことのは変わりないため、それを理由に巧みに原子力発電を正当化するひとがなぜかいらっしゃいますが、私たちはそういう言葉に十分注意が必要ということです。
再生可能エネルギー企業の幹部は、下落する原油価格を心配していない なぜなら.....
http://www.huffingtonpost.jp/2015/08/15/oil-prices-green-energy_n_7993166.html