地方創生のリアルを支えていく者
ここ何年か国の後押しで、地方創生施策が実施され、一時と比べて活気が出ているようですが、さて単なるお祭りではなくて、死活問題なのだという緊張感を持った自治体はどれだけあるでしょうか。
自治体で様々な地方活性化を進める動きが、つとにニュースで報道されるのが目立ってはきました。
でもこのような記事が出ると言うことは、相変わらず狭い世間だけでお祭り騒ぎに始終している自治体もあると言うことですよね。
残念ながらも、未だに地元の一部有志の都合で物事が決まるという風習から抜け出ていないと言うことでしょうか。
たとえ、その不自然さに気づいた人がいても、そう言う人は外へ出てしまって、残るは同じ思考の人ばかりという悪循環もあるのかも知れません。
それならそれなりに、変化出来るところが先立って変われば良いと思います。
それに刺激を受けて、変化を起こせば良いのですから。
体質改善からしなければならない地域は不利になりますが、住民が気づいてくれない限り仕方ないのです。
このように、地域振興にも格差が既に生じているようです。
やたらと要求ばかりが強い自治体から、消極的で何かと指示待ち姿勢の自治体まであって、先ずは自治の性格を掴んだ上での取り組みによって、納税者の意見をしっかり汲み取らなければいけません。
その時点では、可能な限り一部の意見を優先させないこと、全般的意見吸い上げに徹する事です。
その上で、個々の意見と比較検討すれば、偏らず無益な施策に走る事は少なくなるでしょう。
地域振興は結局はそこに住む人々によります、国や外部の人間の出来る事など知れています。
ただし、その住民のいくらかは外との違いを見極め修正出来る者が居ないと、典型的な私欲の地主様と人のいい小作の話で始終してしまいます。
せっかく盛り上がっているのによこやりを入れるようですが、大事な基本だと思っています。
地元を思う有志が活躍される事を願って止みません。
地方は「好き嫌い」で物事を決めすぎる | 地方創生のリアル | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
http://toyokeizai.net/articles/-/80783