くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

原発ゼロから払う忠臣のツケ

 

 原発を開発し広めたアメリカ、脱原発をどこより早く選択し問題を先取るドイツ、苦悩する原発先進国の現実に日本はどれだけの覚悟を持っているでしょう。

 

 

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  原発を選択する国は、被害対策・汚物処理に真剣に動いていますが、海外にくらべ我が国はいかほどのものかと、不安になる方は多いでしょう。

 

 それは政府や企業の覚悟や根拠が示され無いからですが、政府が動いても企業がもたつく、経済利害在りきはいいが安全の根拠が薄い。

 

 そもそも原子ムラを造るきっかけになったアメリカでさえ、リスクの高さに手を引こうとする中でも、日本は何十年も古い経済効果にすがろうとしています。

 

 ここまでくると哀れでしかありませんし、戦後からのアメリカの恩義を律儀に通す忠臣ぶりは、涙さえ誘いますが、それにお上が応えてくれる事は無いでしょう。

 

 それよりも、今そこにある問題解決に現実的な対応をした方が、次の世代にツケを残さずに済むのではないかとは思います。

 

 でも、今しばらくは忠臣ドラマを私たちは見続けるのを強いられるでしょう、彼らは過去に奪われたモノへの見返りを満たすまで、私たちを搾取するでしょうから。

 

 原発ムラの搾取とはそういう種類のエゴの一つに過ぎません。

 

 

 

東京新聞:原発ゼロが終わる日に 誰が責任を負うのか:社説・コラム(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015081102000143.html

www.tokyo-np.co.jp