くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

戦争を写し取るマンガ・戦争を掘り下げる夏

 

 愛らしい少女マンガの画風だからこそ迫ってくる、作者が地元名古屋で父母から聞いた過酷な戦争の壮絶さ。これは貴重な戦争の生の声に匹敵します。

 

 

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 名古屋にようやく公の戦争記念館ができました、以前から個人の方々中心のの民営の記念館がありましたが、70回目の終戦記念日を迎える暑い夏に、総理の最終形とも言える政府談話も発表されました。

 今年の夏は、官民どちらも戦争を考える記念の夏になりそうですが、今回は愛知県出身のおざわさんのマンガ紹介記事です。

 

 日本では、一般的に8月15日が終戦記念日と定められますが、当然色んな国や立場、また歴史を紐解いていくと、様々解釈があります。

 おざわさんや中沢さんのような戦時を読みやすく描いたマンガを読むのも良いし、改めて記念館・図書館を訪れて新しい角度で戦争を見直すのも、有意義でしょう。

 

 機会があれば、積極的に戦争体験者から生の声を聞けるともっと良いですね。

 

 調べるのは時間がかかります、それでも時間は残酷なもので、年々戦争体験者は減っていきます。

 戦争を忘れてはいけないと、頭で解っていても、知識で得るものと、体験で得るものの差は比べ物にならない壁です。

 

 今でも戦争体験を語りたがらない方々がいらっしゃいますが、それ程人の心を閉ざす程色んな戦争への本音がありました。

 真に戦争を憎む人、今でも肯定する人、得した人、損した人などなど……。

 

 人は、窮地に立たされて初めて本性を現します、戦争体験者の方々はその希有な実体験者なのです。

 今、世界のどこかで戦争に巻き込まれている人が事実射ます。

 その人たちの感じている本音を、肌で知っている人が日本に居ると考えれば、いかにその存在が希有なものかを、自分の感覚で感じて欲しいのです。

 そしてそういう希有な国に生まれ育っている私達は何をしたらいいかを考える夏にできたらと思います。

 

 

8月15日に戦争は終わっていなかった! 両親の体験をもとに“感覚”として戦争を写し取るマンガ 『あとかたの街』『凍りの掌』作者・おざわゆきインタビュー【前編】 | この著者に聞け | 現代ビジネス [講談社
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/44319

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一人の少女にとって、戦争とは、空襲とは、焼夷弾の雨とは何だったか。母親の証言から戦争の"リアリティ"を描く傑作マンガ 『あとかたの街』『凍りの掌』作者・おざわゆきインタビュー【後編】 | この著者に聞け | 現代ビジネス [講談社]
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/44324

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