くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

マララさん18歳の誕生日、力だけでは決して実現できない事

 

 マララ・ユスフザイさんは漸く18歳になったのですね、彼女の行動を見ているととても18歳の行動とは思えない程の、強い責任感と使命を持っています、そのマララさんが、次の一手に向かって行動したようです。

 

 

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 レバノン東部のシリア国境に近いベカー平原に在る、シリア難民キャンプに女学校を開校したそうです。

 このレバノンの東部と西部では治安が桁違いに異なるそうで、西部は危険ではありますが比較的観光にも人気があるところですが、東部特に隣国シリアとの国境付近は、最も危険な地域と言われ、今回彼女が訪問し学校を建設するのは、その激戦区ともいえる東端の山間部になるそうです。

 

 彼女の狙いとしては、もっとも危険という事はもっとも女子供にとって過酷であることを意味します、そこにわが身の危険も顧みず踏み込んで、まるで今の男尊女卑の体制に挑発するかのように学校を建設したのです。

 こんな戦術は百戦錬磨の男性でさえ取らないような方法ですが、一旦火のついた女性の方がストレートで勢いがあるという事なのでしょか。

 

 さぞかし、彼女の命を狙った連中は、地団駄を踏んでいる事でしょう、まさかこんな展開になるとは考えもしなかったと思います。

 

 マララさんが、人間として尊敬できるのは、一度は無くしそうになった命、それを取り戻した後に、その貴重な命を余すところなく自分の信じることに使い切ろうとしている姿勢と、行動力だと思います。

 それをほぼ100%女性や子供たちの為に使い切ろうとしている姿が、人を惹きつけ勇気をあたえているのでしょう。

 

 彼女がきっかけで、宗教や教義を超えた差別の壁を突き抜ける動きが育っていくのを、心から祈っています。

 

 

マララさん、シリア難民のため女子校開校 18歳の誕生日
http://www.huffingtonpost.jp/2015/07/13/malala-opens-a-school_n_7789078.html

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