名古屋の観光施策、公衆無線LANがもたらす期待
名古屋市内の観光施策として実験をされていたフリーWifi設備の実証版「NAGOYA Free Wi-Fi」が７月末から提供開始されているようです。
以前の記事でも紹介しました、名古屋駅前でのこの施策ですが、少しずつ規模を拡張し始めたようです。
名古屋を海外観光客が訪れるのに、多くは玄関口となる名駅ですが、様々な国の訪問者の利便性を考慮して、マルチリンガルの案内板や音声案内が好評なのを受けて、フリーWifiでの複数言語対応の案内サービスも提供が決まっています。
こういった付加サービスは有料ですが、今後も翻訳サービスとかいろんな選択が増えていけば、評価も上がっていくと期待できます。
まだまだ始まったばかりの施策ですが、既に世界の観光都市と呼ばれる街には実績がたくさんありますから、それらに準じて東京オリンピック開催までには、出来れば伊勢志摩サミット開催頃には規模は小さくとも、現実的に評価されるサービスとしてアピールできるよう、官民協力を願いたいところです。
アピール出来れば、来るべきオリンピックによる観光客増大時の効果は最も期待できるでしょう。
この準備と同時に、産業・技術へのアピールも海外企業との交渉も、一段とし易くなるはずです。
この意味からも、名古屋発展を担うの重要なイベントであり、将来を占う指針となるでしょう。
今後も、目が離せません。
名古屋の公衆無線LAN「NAGOYA Free Wi-Fi」整備開始 - ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20150721_712680.html
