鉄道大手新幹線、防カメ増設決定
日本は、次期東京オリンピックを弾みに国際的な飛躍と、観光立国への本格的に踏みこんでいきますが、今回の事件に相当に神経質になっています。
無償で平和立国を目指すことは出来ないと言うことでしょうか、JR東海新幹線での事件は、今まで社内監視をプライバシーの観点から慎重でしたが、日本の鉄道会社としても全くの想定外だったこの件に相当ナーバスになったようです。
元来組織内でも防犯監視強化の声は少なからずあった筈で、この機に一気に主導権を奪取したと言うことでしょうか。
今のところ、この対応に利用者からの大きな抗議は無いことから、そもそもプライバシー侵害という意識は、他の監視カメラによる犯罪抑止効果を示す話題によって、既に免疫が出来ていたかもしれません。
やはりこの設備が防犯監視以外に利用されない保障は無いのは厳然としてあり、余談は許されません。
ここで注意したいのは、プライバシーにとてもセンシティブな日本人さえも、必要以上に監視を許容してしまい兼ねない便乗監視です。
単にそういう世相だからと問題がすり替わっていないか見極めは必要です。
惜しむらくは、もっと利用者の良心の残っている内に合意の上でやるべきだったのでしょうが、後手にまわったのは残念です。
ここは、意識改革も含めて、必要な安全は利用者からハッキリと要求する姿勢は、国際化する国の住民には不可欠だということです。
JR東海・JR西日本、東海道・山陽新幹線N700A・N700系防犯カメラ増設を決定
http://news.mynavi.jp/news/2015/07/06/575/