直通バスで技術を繋ぐ、茨城交通の英断
地方都市を有機的に繋ぐことで、街の魅力は大きくなります、今回は思いもよらない2県間の連携プレーの試みです。
先進的な研究施設を数多く備える茨城県と、はるばる西方で工業産業の発展が著しい愛知県を結びつける、茨城交通の名古屋直行便が開通します。
地方の活性化では、北九州市や最近は北陸連合と、地域復興の話題が目白押しですが、ここにきて愛知県は産業都市として孤軍奮闘してきましたが、今回の茨城との連携は今までにない連携の可能性を占う意味では、重要なイベントになるでしょう。
単に高速バスを、観光だけに利用しないところが、あたらしいところだと思います、実際にお互いの開発環境を自分の目で確認することは、より信頼できる技術提携に繫がるでしょう。
これには、一民間交通会社にとっても、大きな勝負どころとなるでしょうし、もちろん都市間交通の新しい可能性を秘めているものです。
地味では歩けれども、このような既存の仕組みや設備で、二次的な新しい使い方は画期的で、これによって双方の技術力の向上を計ることは、日本にとっても合理的で、未来につながる良策だと思って、紹介しました。
今までにない新しい仕事を生み出す仕事こそ、ロボットやAIにできない、人間がすべき重要なミッションです。
【茨城】名古屋行き直通バス 茨城交通が路線開
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20150705/CK2015070502000146.html