くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

首相にとって憲法9条とは?日本国憲法の価値

 

 憲法9条は、米GHQが日本に与えた者ものと解釈すると、脱却のために変えるべきというはなしになりますが、事実は私たち日本人が多くの犠牲を払って、戦争悲劇の永久の封鎖の為に勝ち得た、大切な財産・知恵ではなかったでしょうか。

 

 

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WAR is Peace……?

 

安倍首相は憲法解釈という一言で、基本法をいか様にも解釈できる実例を通してしましましたが、首相はそのリスクを通してわざわざ遠方へ戦争の助けをすると言っていますが、全く何をしようとしているか説明があまりにも伝わってきません。
 たしか戦争は、もう何十年も前に放棄への道を選択したはずなのですが……。

 

 戦争は、人間がいる限り無くなりはしないと実しやかに語る人がいますが、残念ながらそれは戦争の恐怖とオゾマシさを見ようとさえしない妄言です。

 戦争を経験した人は、戦場で人と殺し合いをしたことのある人々は、その後悔に神経を病み、まともな生活を暫くできなくなると言います。

 また、参加しなくてもその惨劇に巻き込まれた人々は、心の準備もできないまま目の前で死んでいく人たちを見て、いつ自分が同じ立場に晒されるか、来る日も来る日も地獄の様な日々を送って来たと言います。

 

 生き延びた者は、自分の命を恐怖に晒したからこそ、延命後政府や元敵国に保障や賠償を求めるのです。

 まだ、請求できるだけでも幸運です、それさえ許されずにひたすら搾取され続けられ、未だにその恐怖に縛られるものも、世界には存在するのです。

 

 きっかけは様々ですが、それがどのような理由であれ戦争を仕掛けたごくごく一握りの者を除いては、全てが不幸になるのが常です。

 一握りが幸せになる仕組みが、民主主義の王道になろうはずがありません。
今もどこかでそのアンバランスな状態と、恐怖のタネをまいている不届き者が、さも自分は平和の使者の顔をしながらいる限りは、戦争をビジネスにしようとするものがいる限りは、無くならないでしょう。

 

 それを真っ向から否定し、問答無用で拒否をした我が国の憲法は、邪道なんでしょうか?妄想でしかないのでしょうか?

 

 安倍首相はその問いに、民意を通さずして事故の正義感だけで通してしまいました、その上に「世界が求める責任を果たそうじゃないですか」と自分のコンプレックスを国民に押し付けようとしています。

 日本人は、その責任を果たす前に、自国の責任を果たすためにまずは身の回りを固めて、侵略に備えてからモノを言うべきでしょう。

 戦争の暴力・悪意から最低限身を守れると主張しておかないと、戦争に晒されている人々には説得力を失うでしょう。

 

 

 

憲法9条核兵器より強力だ」米軍元海兵隊員が語った本当の戦争と日本国憲法の価

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