くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

7月15日 安倍首相決めた日本の未来

 

 昨日、欧州では夜を徹して一国を助けるがどうかの必死の討議がなされました。同日日本では、民主の抗議をあざ笑うかのように、NHK放映もされないまま「ありき」の儀式が滞りなく終了しました、この大きな差は何を意味するのでしょうか?

 

 

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将来日本がどうなっても今日を感謝することはない、慢心の自民に有権者の次への課題とは?

 


 安保法が強硬採決されてしまいました、私達が忘れてはならないのは、戦争で貴い犠牲を払って学んだ日本の財産を、いとも簡単に民主主義さえ踏みにじって変えてしまった功罪の日だということです。


 それでも、多くの犠牲を払い学んだ平和を、守ろうとして有志の人々・若者もたくさん参加して、諦めずに闘っているのです。


 それをよそに安部首相は、国民の安全のためとうそぶいて、端から決定されていた軍国主導の商業戦争の加担を決めたようなものです。
 これで、すっかり日本はそのシステムから、自ら足を抜けなくしたようなものです。

 百歩譲って、真に国の利益が脅かされていて、自らが決定したのなら覚悟は出来るでしょう。
 ただ、残念ながら今回はそのどちらでも無いのです。

 世界各国は理解したでしょう、
日本は、脅せば自分たちの心さえも差し出すだろう、と。

 日本にとって、今採決する必要は有りませんでした、当面近隣の海域警戒において、自衛隊の自衛的行使が出来るようにするだけで、良かったのです。
 これなら、国民もあそこまで言葉を荒げることは無かったでしょうが、安部首相は連携国の圧力に屈したのです、彼は、せっかく仲間に入れてくれた今、村八分にされるのを、単に恐れただけです。

 所詮彼は祖父の岸元総理の夢を、昔話のように勝手に解釈して自分が実現すべく、一人で胸を熱くして盛り上がってしまっただけなんです。

 そこには「ありき」しかありません。
聞く耳を持たないお坊ちゃまをなだめすかしても、聞かないのと同じです、そういう人間を都合のいい周りが利用している事に、彼は気づいているんでしょうか?

 知っていていたのなら、彼は既にのっぴきならない状態に追い込まれているのかも知れませんが、何れにしても国民の相違に耳をかさずに自身の思いは遂げられたのでしょう。
 きっと、今年のお盆には、おじいさんの墓前では、満面の笑みを浮かべて、報告なさるんでしょうか。

 それには何も語らない、墓石の前で。

 その間にも、世界ではその的外れな思いをよそに、淡々ともっと深刻な問題と闘っていると、言うのにです。
  
 7月15日、世界の潮流と日本の真意とのズレは広がって、戦後の犠牲で勝ち取った財産は、子どもたちに引き継がれることが無くなった日となったのです。

7・15、忘れまじ。

 



強行採決】安保関連法決定で暴動発生 #安保
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