病院で買える健康の思わぬ姿
すがる藁を求めて、後をたたれた人々は、得てして自滅の選択を求めてしまうのでしょうか?
日本人がかかりやすいと散々言い続けられてきたガンの治療法は、根本的解決を見ないでいます。
なってみないと判りませんが、姉を乳ガンで亡くしていますので、その凄まじさは何となく解る気がします。
彼女も、色んなものにすがっていました、それだけ死に対する恐怖が大きかったのでしょう。
普段離れて暮らす筆者ともやたら会いたいというようになってからは、いくらポジティブな性格でも流石にヤバいな、と感じたものです。
こういう機会があって病院へ足を運ぶと、普段とは異なる事が目につきます。
今の病院は聖域ではなくて、商店なんだな、と。
これは極端な印象ですが、あらゆるところに商気を感じるのです。
紹介記事にも有りますが、患者の心理につけ込むような、健康商法の売り込みが、あるのです。
「ああ、赤十字の精神はもう無いのだなぁ」
と感じる事が有りました、それで余計に病院嫌いに拍車がかかったのには要注意です。
そういう病院に追い込まれる患者は、精神的な安定に繋がるものにはすがってしまうようです、家族がそれと同じ目線であってはならないという教訓を、教えてくれるいい機会でした。
医者は治す事が仕事ではなく、今はいかに延命させるか、が仕事のように思えます。
その使命感のために、時として患者の人格を考慮しない方法を押し付ける場合があります。
家族も延命が目的か、人らしい生き方が目的なのか、覚悟して決めなければならない時が、必ず来ます。
普段から、ことあるごとに自分らしい生き方が出来るように、家族で十分話し合うよう心がけたいと思いました。
がん闘病! なぜ人は「増やす健康法」にはまるのか? ドキュメント 妻ががんになったら【3
http://president.jp/articles/-/15305