地元憂う母の愛が成したつり場の縁
5年を超えて放射線拡散の風評被害は、道半ばというよりも始まったばかりで東電責任も迷走する中で、光明は地元愛から見えてきました。
新しい出会いの縁はどう実を結ぶのか? 楽しみですね
栃木県で「三依渓流つり場」を家族で営む塩生さんのお母さんの奮闘記は、地域を巻き込んで、何としても現状を打破しようという一途な地元愛知愛に支えられて今の結果を出した成功例です。
地域は、それぞれは力が弱くても、連携してその成功例のエッセンスを吸収して、それぞれの地域へ生かし独自の地域性を、作って切磋琢磨していくしかありません。
どの道そのままでは成功しないからですが、福井を始め北陸の活躍の例など以前の記事でも書いた通り、地元のメリット・デメリットを洗い流した上で、成功例を当てはめる行動が、成功の鍵になります。
放射能の風評で苦しめられている地域でのこういった奮闘は、モチベーションの一助にもなりますし、この事例と連携して一種の「風評対策連盟」のような意識をもって、その成功をノウハウ化出来るかも知れないのです。
その原動力は、何と言っても紹介記事のお母さんのような「地域への愛」「無垢な想い」に他なりません。
その気持ちだけを原動力に突き進ん出来たお母さんの一途さは不思議な感動と清々しさを覚えますが、それが人に伝わるからこそ、ここまでの結果に繋がっていると感じました。
当に無償の「母の愛」なんでしょう。
東京新聞:原発事故で客足減って つり場の母“奮戦” 自慢の魚や山菜商品化:栃木TOKYO Web
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20150627/CK2015062702000138.html?sn=201506270800