くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

中国メディアの強かさ?自国衰退論で同情乞う日本=陰謀の怪

 

 中国、いや周辺の諸国は日本人がやたらに「もうダメだ、日本は」と言うのを何度も連発するのを見聞きして「オオカミと少年」の物語を思い起こさせているような、素直に笑えない記事の紹介です。

 

 

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都市の衰退をサスペンスチックに表現してみました、どうです?

 

 

 昔、筆者は子供の頃にTVでシリーズ放映された「日本沈没」を見て、衝撃を受けましたが、そのおかげで明けても暮れてもそのネタで友達と盛り上がっていた時期があります。
 結構マニアックにオーバーアクションで、シーンを再現しながら悦に浸っていましたが、この行為は自分オリジナルだと信じて疑わなかったのですが、実は日本人そのものに、最悪のケースを想定してそれを自戒の念を込めた「フリ」だったのか? とこの紹介記事を読んで顧みてみました。

 

 つい最近記事にした日本の鉄道ビジネスのあり方についてもそうでしたが、中国メディアのコメントはとてもユニークですが、結構日本人では面に出さない事を、はっきりと指摘してきますから面白いです。

 今回も、日本人の国民性を「陰謀」とまでいぶかむコメントは、日本人にしては笑って済ませるものですが、どうやら日本の「裏と表を使い分ける」国民性をそのように感じているらしいのです。

 中国メディアには日本を扱う場合、そのような空気があるんでしょうか、それとも日本を貶める国際的な逆陰謀でしょうか。

 

 いずれにしても、同じアジアの近しい地域の人間なのに、こういった思い込みや、考え方の違いは厄介なもので、日本人も対外的には「第3の裏?」を持たないといけないかもしれません。

 こういった感覚的なニュアンスは、言葉で説明できるものではありませんし、ご近所付き合いには障害にしかなりませんから。

 

 また日本人にとって、今後観光立国を目指すに当たって、こういった感覚のズレは間違いなく海外から来た人への「おもてなし」に大きな影響を与えないようにするためにも、違いを理解した上で日本の特徴をアピールする技術が問われることになるでしょう。

 

 単に笑い話にぜずに、その裏できっちりカイゼンを図るしたたかさを、中国側にもあることを公平に、中国メディアに説明してもらいたいところです。

 

 

 日本で「自国の衰退論」・・・同情買うため? 陰謀?=中国メディア 2015/06/27(土) 05:44:31 [サーチナ

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2015&d=0627&f=business_0627_002.shtml