くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

住みよい街、人と人の繋がりを円滑にした街

 

 東洋経済新報社別冊、住みよさランキング「快適度」部門の都市で愛知県、宮城県の数都都市がワンツーフィニッシュしたそうです。

 

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街の住みやすさは、隣同士の円満な関係が単位で、それが繫がってこそ生まれます

 

 

 住みやすさ、と言えば一般的に目安になるのは、通勤など都市部との交通の利便性と福祉の充実や防犯などの安全性があげられます。

 東洋経済新聞の指標によって毎年発表されているこのランキングは、住む場所を決める指標の一つですが、おかげ様で愛知県の東に位置する、ベッドタウンでもある長久手市が1位になったそうで、4年連続と言うことですので、筆者としては取り上げておかないといけません。

 

 この街は筆者も何度か赴いた事がありますが、多少の起伏はあるものの、広大な平地に都市計画に基づいた典型的な住宅都市で、何十年も前からこうなる事を約束されたような場所柄だけに、手堅いランクインと言っても良いと思います。

 バランスの取れた自然環境と居住環境、豊富で快適な商業施設が揃っていて、行ってみると確かに住んでみたいな、と思える町並みですから納得の1位ですね。

 

 そして第2位は、震災復興で名古屋市と縁のある東北の宮城県名取市
こちらは行ったことはありませんが、震災大きな被害を受けたところであるにも関わらず、第2位の住みよさと言うからすばらしいの一言です。

 復興予算の還元がなかなか行き通らないと聞く中で、復興だけでなく住みよさにまで尽力して、全国比較でも評価されるのは並大抵ではなかったでしょう、やはり住む人の「良い街にしよう」という熱意が伝わった結果です。

 この結果は、東北の町おこし・復旧に良い影響を与える事を願っています。

 

 日本は世界で比べても最も治安の良い国と言われていますが、町おこしは複数の考えが異なった人々が集まって、共通の思いや住みやすさを形にした結果でできあがるもののはずです。

 治安がいいと言われながらも、予想もしなかった事件が増えていますし、筆者の近所でも「防犯をけん制する張り紙運動」を実施していたりします。

 結局、住む人がお互いを信用しなくなることで、起こるいざこざが島国日本でも増えているという事でしょう。

 今まではこうだったとか、過去の治安をどうこう言っても後の祭りですから、大事なのは、新しい人たちとどう接し、どう付き合っていくかが大事であって、それを拒否することこそ、街を住みにくくする元凶になる事を、私たちは原点に戻って話し合わなけれななりません。

 

 そして、東北が少しでも早く復興することを願い、復興した頃には日本全国があたらしい日本らしさを身につけて住みよい街にしていることを願いたいです。

 

 

住みよさランキング「富裕度」1位の都市は

http://toyokeizai.net/articles/-/74847

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