くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

安倍チルドレン失言と、経団連アダルト発言

 

  某政治家の経団連道連れ発言は、一党独裁政治を伺わせる恐ろしさと、かつてさかんだった政治と企業の癒着体制の影をみた思いです。

 

 

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一瞬、「フクロウ」が、ナ○スの「ワシ」に見えたのが、錯覚で良かった

 

 

 一見、未だに政治家と経団連との何かパイプでも在るのか? との思わせぶりな発言にも受け取れる議員勉強会での発言などに、当の経団連会長からは、

 

  自民党議員の勉強会で報道機関への広告出稿に圧力を求めるような発言があった問題をめぐり、経団連榊原定征会長は6日の会見で「言論の自由を否定するような発言はあってはならないと本当に思う。非常に残念だ」と批判した。企業の広告も、「経団連として何らかの働きかけをすることは絶対にない」と強調。(抜粋)

 

 との速攻回答で、かつての蜜月関係を一切断ち切るような明確な回答に、単なる一政治家の戯言とわかったのは良いとしても、当然それに終わらず、今度はマスコミ関連が噛みついた。

 この騒ぎになると、余程マスコミ上層部との癒着がない限り、抑える事は難しいところでしょう。

 事実、顔の知れたタレント・コメンテーターを通して反撃されて、政治家個人の失言では済まされない空気に持ち込まれた自民党は、ますます現在の懸案を通しにくい雰囲気に持ち込まれました。

 日本では、アメリカほど政治家とマスコミは、情報統制の面であまり良い関係ではないのかもしれません。

 

 それでも、上層部はしれっと馬耳東風を決め込むのでしょうが、政治家は力を持った気になると、本当に何でも出来ると思い込むものなんですね。

 

 かつての時代と比べれば、政治家と経団連・企業の悪しき関係は、アメリカ資本主義の下で連携し、戦後日本復興の原動力になって来た正の部分と、政治家個人がその資本に翻弄され、本道をゆがめてきた負の部分が混在した歴史がある以上、以前ほどではないにしても、今の政治家にもその名残は消えないのかも知れません。

 

  安倍首相は、思うように進まないアベノミクス戦略に、相当憤慨されていらっしゃるようですよ、こうなると最後の手段は、数を頼んだ法案押し通しですかね。
 どこまで民主主義政治を通せるか、しっかり見守って評価しなければなりません。

 モンスター政治家の本性が引き出される様は、サスペンスドラマや昼メロよりも、はるかに刺激的ですよ。 

 決して笑えませんけどね。

 

 

経団連を使って言論統制」は、あの安倍チルドレンの発言! 自民党議員のネトウヨ化がヤバい!|LITERA/リテラ(SP) 本と雑誌の知を再発見
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