くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

ネットユーザーはジャーナリストになり得るの?

 

 ネットワークの発達・インフラの充実によって、かつてカメラマンやジャーナリストが、その「知らせる」使命を果たすスピードを、ネットのスピードが上回る時代は、ネットユーザーがその使命を果たすようになるのでしょうか? 


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カメラの目が、今そこで映した映像が特ダネになる時代

 

 

 最近のニュースは、スマホ・パソコンで無尽蔵に知ることが簡単になりましたが、その分、情報価値の小さいニュース氾濫しだしたのも事実。

 専門教育をうけていない「報道者」が流す情報は、真実性がどこまで補償されるかわからないにもかかわらず、流された以上は一人歩きしていきます。


 ただ、プロにしてもアマチュアにしても、また単に偶然でも、事実の瞬間は待ったなしですから、狙って撮れるものでは無いだけに、その機会が全ての人に与えられている以上は、そのプロの領域はどのようにかわるのでしょうか。

 

 スマホ・カメラの解像度も良くなっている現在、ジャーナリストの使命の様なものが揺らいでいるのではないかという危惧はあるにしても、使命を持たない者がニュースのキッカケをつくり、ジャーナリストはニュースにする意味を問い直されています。

 

 手軽に持ち歩けるスマホが、ネットを通過していく間にあるものはそのまま、そしてあるものは、SNSでたくさんの人間フィルタを通して、「ニュース」にされていく様は、少し前には考えられなかったことです。

 もしかして近い将来、人さえも介さずにネットと様々な機器のカメラが、情報をまとめ上げ、報道統制を敷き、選ばれたニュースだけがニーズに合わせて流される時代になるかもしれないのです。


 『IoTによる、ニュースの全自動化』

 それが、新しい報道の形なのかもしれません。

 

 

「歴史の初稿」をネットユーザーが伝え、ジャーナリストが確認する | 平 和博

http://www.huffingtonpost.jp/kazuhiro-taira/netuser-journalist_b_7633604.html

www.huffingtonpost.jp