くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

渡航費全額補助。海外体験の重要さ知る

 

  松戸市(千葉県)が行った英語スピーチコンテストの入賞者に費用全額主催者持ちの、松戸市の本気度を考えます。

 

f:id:kromaryu:20150630235312j:plain

 

 

  昨今国際化の波が押し寄せ、国際視野を学生から広げようとする動きが、ようやく活発になる中でまだまだ各自治体の、補助金などの人材育成投資は足踏み状態の感が否めないですが、松戸市が行ったイベントはささやかながらも、的を射て評価に値する物です。

 

 記事にも有るとおり、こういったイベントの入賞者補助は、費用一部負担と基本的に個人的負担が重荷になって、効果が半減していました。

 今回の全額主催者負担は、それだけ国際人材の不足に相当な危機感の現れだと取れます。

 

 日本はまだまだ、松戸市が感じている国際感覚の無さに潜む「将来の危うさ」に気づいていないと思われます。

 日本にとって外国の事は、単にステイタス・リスペクトの対象でしか無く、自分の問題に置き換える準備が出来ていないのかも知れません。

 

 かつて、マルコポーロが世界について凄まじい関心と情熱をもって、命の危険を省みずたどり着いた黄金の国「ジパング」。

 

 そこに住む人々は、何百年も経った今、反対のルートを辿って、精神的な意味での船出をする時期に来たということです。

 

 

 

【千葉】松戸の英語スピーチコンテスト 交流訪問を全額補助

http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20150622/CK2015062202000143.html

www.tokyo-np.co.jp