リノベスクールが引き継がれなければならない理由
北九州で始められ数多くの雇用を生んでいる「イノベーションスクール」ですが、今度は地方創生で話題になっている福井県で開催されました。
今様々な、地方創生の話題でニュースになっている福井県ですが、ついにリノベスクールが鯖江市で開催されました。
福井県は、画期的でユニークな企画を立てて、即実行する行動力がとても魅力的ですが、北陸新幹線開通で更に拍車がかかってきているようです。
今月イノベーションスクールが開催されて、ガレリア元町商店街の開発に着手するようですが、全国の地方商店街は、以前の筆者ブログで岐阜柳ヶ瀬商店街の取り組み記事でも書いた通り、少子化で閉鎖に追い込まれる所も少なくなく、後継者問題や、大型商業施設の攻勢に対抗できない問題を抱えています。
一旦引いてしまった客足をいかにして呼び戻すかは、地域によって様々ですが、店舗の世襲制や話題性のあるスポット作りに成功している例がいくつか出来ているのも事実で、イノベーションスクールは、その問題を見つめ直して、創意工夫を喚起する良いチャンスになっているようです。
少子化故の新しい対策はありますが、まずはいかにして新しい世代に見直す機会を与えて、問題意識を自分流に考えムーブメントを起こさせるか?経験のない人達には至難の業です。
就活のニュースでも同じテーマが語られるように、過去のしきたり・慣習にとらわれない、アイデアを行動に移す実行力が求められます。
若者でも、経験の無い分今までにない発想が出来る強みを上手く引き出して、有る程度のリスクを承知した上での行動を、どこかで起こさないと、後は収束の道しか残されていないのです。
そのリスクを少なくするには、ノウハウを地方同士が寄せ合って、結束することが不可欠です。
リノベーションスクールは、その最たる壮大な実験だと言えます。
リノベスクール3日間の幕開ける 福井の遊休物件で事業計画
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/73596.html