くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

東電元幹部:「ツケ?ああ、次世代へ回しといて」OK?

 
 水を扱うのを得意としていた筈の日本でしたが、福島原発で使用された貯水の扱いには問題が残り、ここにきてようやくその致命的な現状が浮き彫りにされだしてきました。
 

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事前にあれだけ、危険性を指摘されていたにも関わらず、経営トップは……

 
 
 豊富な水資源が自慢の「水の国」日本ではありますが、それだけに汚染された水には人一倍心を砕いてきたにもかかわらず、未曾有の原発事故後の処理については勝手が違ったようです。

 残念なことに、結果は汚れた再生不可能な大量の汚染水を、太平洋の黒潮に乗せてしまいかねない事態に追い込まれそうです。
 同様な経緯で、すでに大量の震災によって出たがれきのゴミが流れ流れてアメリカまで流れついた話題は、まだ米側の篤い配慮によって彼らの美談にもなりましたが、ここ汚染水に至っては、今後長期に渡って重大な環境問題に発展することは必至です。

 このツケを今後被るのは、他でもない日本の住民であり、ひいては将来の負の遺産として次世代に引き渡さなければならなくなったのは、残念です。

 現状当該企業・政府の責任範疇はきっちり取っていただくとしてもすでに、文字通り「腹水盆に返らず」ですので、日本国民への責任は不可避だと同時に、その範囲は未知数だということ。
 東電幹部はしっぽ切って逃げれば何とかなると考えているフシがありますが、今回「幹部だけは」特に個人レベルまで許せる話ではないのですから。
 
  さあ、どうやって上層部に責任をとってもらいましょうか?
ねえ、みなさん。
 

 
福島第一 急造貯水池 安易な選択のツケ重く
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015061802000157.html

www.tokyo-np.co.jp