日本の未来は地方から、「北陸モデル」が輝くワケ
福井県(特に鯖江市)が 地方創生にかける意気込みは、地元地域の本屋さんでも顕著に出ているようで、地道な取り組みが評価されだしています。
2つのルートの合計人口はほぼ同じ経済効果も同等と期待されます
おそらく、全国の誰もが「なんで北陸だろう?」と思われているほど、最近北陸各県の地方創生の話題がアツいですよね、これにはしっかりとした理由があってのことだと言います。
一つは上記画像にもある従来の東海道新幹線ルートと、北陸新幹線ルートでの沿線地域人口の合計がほぼ同じですから、各地域的な観光地としての魅力を増していけば、同様の経済効果を見込めることになります。
その上で各自治体がそれぞれの問題を拾い上げて冷静に改善できれば、市民の創生へのモチベーションにも繋がっていくわけですから、その問題をしっかり拾い上げできていれば、それが地域の特徴にも転換できるということです。
北陸が注目されるのは、自らの強みと弱みをとらえていて、コツコツと取り組んでいるからでしょう、それをやらない自治体が多かった、ということです。
中央の指示を右から左では、足元の良し悪しは判断できません。
北陸の強みは、地理的に中央の目が届きにくいのを逆手にとって、自分たちで基礎固めを始めたことだと思います。
日本は一見狭いようですが、いろんな慣習や歴史をもった、小さな多民族国家みたいな不思議な島です。
しょせん、一から十までを一緒にできることは意外と少ないのではないでしょうか?それなら、地域でしかできないことを一生懸命考えて地域の事に尽くすのが吉なのではないか? それを実践しているのが今の北陸ではないかと筆者は思います。
日本の未来は地方から 文苑堂 福田本店に見た北陸モデル
http://hon.bunshun.jp/articles/-/3754