くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

日本は失敗から学ぶべき、原発増設の選択は無い

 

 インターネットからの無作為アンケートでの結果で日米の結果が割れたようです。
日本は狭い国土であるため、これだけ痛い目にあって懲りているということです。

 

f:id:kromaryu:20150611100417p:plain

 

 

  グラフでは「すべて廃止すべき」はそれとして、現状維持派の倍以上が「減らすべき」と回答してる、ということは震災後数年経過後の電力供給で不満につながっていないと考えられます、市民はバカではないので、こういった状況で多少は我慢しなければならない事は承知です。

 この間に代換発電インフラへの積極的な行動に出るべきで、いつまでも現状でいこうという後ろ向きな動きは、既に強力なライバルになっている、アジア先進諸国との国際競争に何ら利益になりません。

 アメリカのアンケート結果が、廃止慎重に振れたのは、既にスリーマイル原発炉心溶融事故からかなりの年月が経過した結果、アメリカ国民に油断が出だしていることに他なりません。

 人は「喉元過ぎれば、熱さ忘れる」ことの典型だと思います。

しかし、日本はアメリカのそれとは規模も被害もケタ違いで、国内外に与えた悪影響は計り知れません。

 このアンケートは、喉元を過ぎた熱いなますも、感じないだけで相変わらず危険で「熱い」ことは変わりないことを、忘れてはなりません。

 太平洋戦争で、兵隊以外の多くの一般国民が亡くなりました、それを猛反省して日本は戦争放棄を掲げたのです、それと原発の被害は一緒にするのはおかしいとおっしゃる方もいるかもしれません。

 些細な失敗なら、笑って済ませられますが、原発が起因して起こった人災は現実なのですから、二度と起こさないためにも、可能な限り別の選択肢を模索したいと既往するのは、実にまっとうな話です。 

 

 

日本人の6割超、原発廃止支持 - 米は半数が慎重増設

http://www.47news.jp/CN/201506/CN2015060101002001.html

www.47news.jp