何が起きる?モノのインターネット革命
センサー・通信機器の小型化で膨大なデータを活用して、社会・人が効率化される、IOTの革命はなにをもたらすのでしょうか?
Googleの提唱すると言われるIoTのイメージ
あらゆるものや情報がネットで繫がって、便利になるIOTの実験場がさまざまな企業で実験されています、いつどこで何をしたか? 人やモノの動きを集計し・分析し、行動を効率化する最短ルートをはじき出し、安全面や稼働率・経済効率を高める決め手になるのです。
またこれらのノウハウをコンサルティング販売して、企業優位に立とうとする動きが、先にも記事にした通り、し烈化しています。
ビッグデータで人間社会の効率を目指す動きに、GEもモノ創り企業が、データ分析企業として変貌するなど、その集積データから引き出せるノウハウは、2000倍という処理能力を誇るソフトで、コンサルティング事業に踏み込んでいます。
自社のデータ集積ノウハウを、他社のデータを活用するノウハウへの転換して新しい収益業態を興すという発想です。
IoTの進展の中で、人と機械の関係はどうなるのでしょうか?やはり人が介入する職種は限定され、むしろ新しい業態の創出が求められるでしょう。
インダストリー(Indusrie)4.0(ドイツ・ハノーバー)規格の標準化を狙う
IE戦略会議では、ヨーロッパの競争力と安定を高められるとドイツメルケル首相はインタビューで語っています、国を挙げて取り組む方針のようです。
一方IT先進国アメリカ、GE、AT&T、Intel、CISCO、IBM企業連合の民間IT大手主導で、推進会議を開いて日本大手5社にもアメリカの説明会議に参加・加入を要請した模様。
当の日本企業体は、今まで日本独自標準で壁を作っていて、世界ルール標準化に追いつけない日本はこの競争に巻き込まれ、危機感をあおられて追従しかできないほど遅れているのが現状です。
リアルでは既に遅いとばかりに、ネット上の集まる場を標準化し、そこにはいれなければ優位性を失う恐れにさらされていて、日本の連合意識の国際的な欠如は、ここに来て致命的で、未だ政府のトップダウンを待つ姿勢は、哀れさえ誘う状態。
主導権争いを繰り広げるドイツとアメリカ、餌を垂れる両国の優位性を、未だ水面下で様子見を決め込もうとする日本ですが、ゆっくり品定めをしている時間は残されていないのが実情です。
「モノのインターネット」に対応 グーグルが家電向けOS
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2015052902000253.html