安保法案「説明不足」で反対が賛成上回ってるのに……?
(7/18追記分)
昨日、本ブログ内容に誤解を与える内容をご指摘頂きました。
私的な意見のブログとはいえ、公共に晒している以上注意すべき点と理解しましたので、本文はそのままで、正しい情報を追記します。
共同通信社が6月20・21日全国電話世論調査、安全保障関連法案が
1「憲法に違反していると思う」56・7%
2「違反しているとは思わない」29・2%
3「反対」は58・7%(5月前回調査から11・1ポイント上昇)
4「賛成」は27・8%だった。
(6/22東京新聞記事抜粋)
※上記にはありませんが当時、反対+説明不足で8割程が事実でした。
(以下本文)
今ところ安保法案の総意は賛成の空気を強調する政府に対して、国民の印象としては8割もの反対意見があるように、政府の説明努力不足がクローズアップされようとしています。
国民の総意は総意で、国会での与野党質疑答弁では、連日の遣り取りでは安倍首相の痛々しいまでの必死さが透けて見えて「何が何でも通す」という使命感さえ感じられますが、やはりおじい様からの悲願が頭をよぎるのは筆者だけでしょうか。
さらに昨今では首相夫人が、「サンゴ礁の上に基地を作るのは……」などと、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対されているコメントが報道されるなど、身内からも火を噴くなど、首相におきましてはここが正念場と奮闘中でございます。
これらから見ても、よほどファーストレディの方が、国民の総意に近い感覚でい達者るような印象を受けますし、古い男の「一方的な使命感・自己責任」をゴリ押ししているような閉鎖間は、何をしてそうさせているのでしょうか?
ここで、もう一歩引いて有権者の意見を受け取ってから、改めて結論を説明しても遅くないと思うのですが。
先日クレーム・ノウハウのAI化の筆者ブログ記事でも書いたように、国民の意見はクレームではありませんが、相手を納得させるには同様の応対スキルが要求されますから、そういたブレーンを雇って「誠意を受け取って貰える応え方」を勉強したほうがいいのではないでしょうか。
せっかく女性評価も高い首相なのに、ファーストレディが頑張ってフォローしても
、ここで「男には引けないところがある!」風な意固地を見せては、首相自らの評価が落ちるだけだと思うのですが。
まあ、党内・外の取り巻き連中にとっては、彼が自滅すればそれが「旨み」といえば旨みなんでしょうね、きっと。
政治は難しいですね。
安保法案「説明不足」81% 反対が賛成上回る
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015060102000122.html