くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

橋下市長のホンネ?「間違っていたんでしょうね」

 

 まるで、「あしたのジョー」の燃え尽きちまった矢吹丈の様でもない様子で、会見しましたが、橋下市長は我が市政を振り返って、何を思ったのでしょうか。

 

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国会で安倍総理大阪都構想について『自立した地方を創るため不可欠である』と発言されてました

 

 名古屋在住の筆者が何を言っても説得力は無いでしょうが、この選挙は市政が改革される一つのモデルになる事例だった事を考えると、大阪府民の問題だけではなかったのですが、今回の結果が与える全国自治体への影響は少なくないと思っています。

 大阪府民程、筆者は必死にかんがえた訳ではないのですが、やはり変わらなかったのは残念な気がしますし、今後大阪圏のいろんな意味での、印象を固定してしまったのではないか、という危惧さえ覚えます。

 結果として、橋下市長の提案は住民には数字では受け入れられなかったことになってしまいましたが投票は、大阪市選挙管理委員会の発表によると、

反対:70万5585票

賛成:69万4844票

その差:1万0741票で反対派の競り勝ち。

 この差を「僅差」とみる者と「大差」と表現する者が居たのはちょっと衝撃でした、それぞれの思惑が多分にふくまれているのでしょう。

 また、統計によると、旭区・西淀川区を除く大阪市北部に賛成票、南部は反対票が多かったという見方もあるようで、興味深いです。
 名古屋や東京じゃ、ここまではっきり分かれることはありません、何か独特の地域性でもあるんでしょうか。

 

 最後に、特に未明前後の特報・速報には「大差で橋本市長敗北」の文字が多いに踊ったのは、如実にメディアの姿勢が垣間見れるようで、面白かったです。

 筆者は変わる事で、100%実現するとは思っていませんでしたが、変わる事で大阪が新しいステージに進化出来る大きなきっかけになると思っていましたので、逆に賛成派の69万人を集めた大阪の健闘を評価します。

 ただ、残念な事に勝てば官軍ですが、負ければ……。
民主主義=多数決がまかり通る現代社会では従わないといけないことになっていますので、橋本市長もそれに従った形です
(その前提を見込んで、数取りに奔走するのも、もう見慣れた光景になってしまいましたが。)

 数の論理だけに縛られない今後の、その健闘にエールを送りたいと思います。

 

 

橋下市長、さばさば会見 「間違っていたんでしょうね」:朝日新聞デジタル

http://www.asahi.com/sp/articles/ASH5K7RM3H5KPTIL042.html?ref=smartnews_rltd

www.asahi.com

大阪都構想住民投票大阪市解体」が説得力をもって語られる理由とは

http://www.huffingtonpost.jp/2015/05/16/osaka-city-government-corrapsed_n_7299344.html

www.huffingtonpost.jp

 

橋下 徹氏、笑顔で引退表明「大変幸せな7年半、本当に悔いがない」【会見詳報】

http://www.huffingtonpost.jp/2015/05/17/hashimoto-declared-retirement_n_7301820.html

www.huffingtonpost.jp

 

大阪都構想 なぜ賛成なのか

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/43359

gendai.ismedia.jp