くろま流 × NAGOYA式 ブログ

東海・名古屋からまちおこしヒント探し始めて、結局国際経済のしくみに行きついた

キーワードは「キレイ」「カワイイ」、日本伝統飴の挑戦

 祭りの縁日で飴細工、こんな風景もいつしかあせてきたせいか、伝統的な飴屋工場の数は、1978年は682軒が2013年には233軒へ減ったそうです。
ガイアの夜明けより)

 

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伝統の飴細工商品、販売開拓への挑戦



 地方の伝統飴菓子で作った、京都のアクセサリーショップが主役。

京都の伝統菓子(和三盆)をアクセサリーにして販売し話題になった、ナナコプラスの景山由香子さん・三谷さんは、本物のカラフルな細工飴をコーティング、金具を付けて、アクセサリ(ピアス、ホルダーなど)として販売しています。

 

 その飴を提供しているメーカーが愛知県清須市にあります。
かつて織田信長の根城であった清州城で有名な街であり、名古屋周辺には古から飴細工の工場が多くあった土地柄でしたが、今では後継者不足でその数は激減しています。

 太喜製菓のカラフルな七色の飴「ベビー車」が、ナナコプラスの一番人気のアクセサリになっているそうです。
 7種類の色の異なった色飴を手作りで寄せ集めてから白い飴で挟み、ひたすらのばしてから、一口サイズに一個一個カットしていくと、その切り口は美しい7色の乳母車の車輪のようになりました。 
 この地域では、慣れ親しんだ細工飴の代名詞のような飴です。
 

 また今度は、景山さんがソラマチでアクセサリ試販に、たくさん訪れる外国人環境客を引き込むために、わざわざ用意した飴も愛知県産です、名古屋市西区の歌舞伎飴本舗が製造する「歌舞伎飴」です。

 文字通り歌舞伎役者の顔に、舞台に使用されるストライプ柄で巻いたデザインの定番飴ですが、日本をアピールするために手配り用に採用され、外国人によろこばる姿が紹介されました。

  全国に残る伝統菓子・飴屋製造工場は少なく、景山さんが開拓・提携している会社は、先の太喜製菓・歌舞伎飴本舗の他に愛知では、一文字製菓、大丸本舗、
新潟:高橋孫左衛門商店、東京:金太郎飴本店、長野:飯田屋製菓、

静岡:望月茶飴本舗、京都:豊松堂、岩井製菓、大阪:黄金糖、
和歌山:タカラ製菓、愛媛:別子飴本舗となっており、新たな飴菓子の発掘もしているというが、この会社だけでは限界があると言います。
 愛知県はもっとも集中していて、アピールの一役をになっていました。


 景山さん曰く、芸術品としても過言でない細工飴はまだまだ沢山の可能性があり、海外展開は、その可能性を広げる重要なきっかけになると、 東京スカイツリーの販売店には力が入る。
 そこには多くの外国人観光客が多く、彼らにアピールできれば、海外展開のきっかけになると張り切っていらっしゃいます。

 販促に立ち上げた、

「にっぽんの飴プロジェクト」

 ソラマチの地下3階、絶好の売場でイベント開催のチャンスを得て、4月中旬G.W.のスカイツリー内「ソラマチ」でテスト販売実施されました。 

 販売に向けて、歌舞伎柄の飴、他5種類を開発、ビンづめ400円とセットでアクセサリ販売を展開、アメ屋マップを展示しアピール、外人に、歌舞伎アメを配って、お店へ誘導などを試みます。

  その時の外国人環境客の笑顔は、このプロジェクトにとって明るいきざしを期待出来るものです。