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他人事?児童虐待の70倍増は、既に社会の問題。


 子育てし難い社会だと言われるようになって、結構立ったような気がします。
ただ、社会が変わったわけではなくて、家庭の中が昔と変わったのが一番大きいのだと思います。

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 ここのところは、その過渡期と言っていいかもしれません、二世代・三世代が当たり前だった時代の子供が育ったころは、団塊世代が落ち着いて、人口減少が叫ばれるようになりました。
 同時に核家族が増えていき、単一の 家族世帯が上回るようになります。
 それで、家族は親世代からのサポートを受けにくくなりました、それ以降もさらに核家族化が進み、社会の人間関係も希釈のなって、他人からもサポートを受けにくくなりました。

 ところが、母親の子育ての量は変わることなく、それ以外だけが変わっていったため、多くの孤立した母親の受け皿の筈の社会は、彼女たちを置き去りにしたのは否めません。

 子を産みにくい社会は、さらに人口減少に拍車をかけ、さらに悪循環。
その結果が今に至るとなったようです。


 参照記事の文中にその起因がいくつも触れられています、3つ挙げて確認していきましょう。

○今の30代半ば以上の世代は、そういうのがあるかなと思っています。
>この世代は、上記に述べた世代の中心世代ですが、彼らが親世代に子は母が育てると教えられているとそれが結婚した相手は従う事になります。
>ここの慣習が、全く改善されていません。

○色々な価値観を認めず、多様性のない日本の社会
>子育ては「女の仕事」の固定概念からの脱却は簡単ではありません。
>改善より培われたしきたりを重視する、変化をタブー視するする傾向がありますので、子育ても様々な筈が、こうするモノだと頑なに合わせようとします。

○育児を「自己責任化」した結果の少子高齢化社会
>社会と家庭を切り離した結果、子供を産み育てにくい社会にしてしまいました。
>さらに深刻なのは、家庭内の問題は内省化させてしまい、問題がさらに見えにくくなっています。

  親のサポートを受けられない上に、夫が妻のサポートする慣習が根付いておらず、妻(母)が孤立します、その母が役所等に相談すれば未だ表面化しますが、そうしない人は少なくないようです。
 また、母親になったからと言って、母性本能を持てない方もいるそうです、また精神年齢の低下も要因です。
 これは、父親にも同じことが言えますし、彼らを育てた親にも起因することも多いですから、今までの慣習にのっとて全てを母親に押し付ける行為は絶対に避けなければいけません。


 こういった問題化されるかどうかは、家庭のプライバシーと密接な関連があるため、第三者がツッコミづらく、事を難しくしています。

 しかしこれだけ増加している時点で、子育ては個人の問題ではなく、社会の問題になっているのですから、子供は「地域の宝」と認識し、啓蒙・道徳化をさらに進めて、考えを共有化する意識を育てて一般化させないと、改善しないでしょう。
 しかも、自治体単位でその土地ならではの慣習に合わせて実施することが大事ではないでしょうか。

 


20年間で児童虐待の相談は70倍増。児童虐待の相談等に対応する「児童相談所」ってどんな場所?

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/42959

gendai.ismedia.jp