東京Rな住まい開発に、地域の住環境を見る。
名古屋では筆者が現住宅に移転した3年前頃には、こういった中古物件の販売のトレンドは、デザイナーズマンションや、漸くリノベーションと言う声が聞こえてきた時期でした。
不動産ではおそらく全国でも保守的な空気が大きい地域だと思いますが、住宅密集で過疎住宅が深刻な東京では漸く価値を提案すれば売れない中古物件が生きた物件に変える成功例が増えてきて、全国にも広がっているとの事。
今後名古屋も新しい住宅環境整備に向けて、また秋住宅によるさまざま起こる社会問題の両面解決に向けて、発想の転換が迫られていくでしょう。
郊外のマンモスタウンが世代の高齢化で空きが増えています。
長久手、日進、尾張旭、森山、春日井高蔵寺、小牧桃花台、隣県多治見市など。
空き物件の再利用か建て直しか?であれば当然再利用となるでしょう。
また名古屋市などでも、筆者の近所でもそうですが、市街地の空洞化と言いますか、誰が管理しているのか解らないような、空き物件がここ何年か前から目立つようになっています。
どうしてもまだこの地域は、新築至上主義の部分が大きいようですが、街づくりでも大須の成功例や、前にご紹介した円頓寺の様な古いものをキチンと見直して、あたらしい価値観を創りだす動きが具体化しています。
今後の地域づくりに向けて、まずは中心となる名古屋市が行政をあげて、もっと積極的に不動産・設計業者と連携して、名古屋城を核とした観光を取り込んだ尾張・三河の街づくりで『お値打ち』感に火を付けて欲しいと思います。
西洋にかぶれる時代は終わりました、奇しくも東北地方大震災で日本人としての良さや地元者同士の繋がりも見直されました。
今こそ日本におけるまた、世界における東海地域、尾張・名古屋・三河地域の在り方を見つめなおし、東海らしさの演出こそ誇れるまちづくりが求められていないでしょうか。
賃貸や売買物件を紹介する不動産サイト、新発想とは?
普通の物件には見向きもしない、目線を変えた物件にしかない特徴に注目し、コアなニーズを発掘して仲介する不動産販売で年商5億。
○悪い点をさらけ出し、その上でこだわりの良い点を推す選択の提案。
○『ピンポイントで刺さる物件』をウリにする戦略。
○500万回/月ページビューを誇るサイト。
○共感して、全国で協賛者が加盟中。
新築至上主義という感覚が一般的に根強い国内不動産物件で、人口減少による不動産物件の空き余り問題に一石を投じる試みが紹介されました。
『不動産は100人いなくていい、こだわる人1人見つければいい』と言う発想。
○東京:密集した都市部の中古物件を建替えずに改築で価値を創出する。
○全国・京都府:有効活用されてない公共施設の活用、景色はいいが利用されない
公園の開発。
○福岡糸島市:郊外の自然を生かせる立地でUターン希望を促進。
○九州佐賀市の例:蔵の街を生かして街づくり。
○石川金沢市の例:従来の古都の街並みを生かした古い町屋、14.8%の空き家率
問題を解決する試み。
売れない不動産物件のブレイクスルーを実現するための、カンフル剤に効果が期待できそうな特集です。
東京R不動産
http://www.realtokyoestate.co.jp/