世界フィギュア国対2015:日本は2位から順位を上げたのか?
昨日から始まった『世界フィギュア国別対抗戦2015』東京2日目。
http://www.tv-asahi.co.jp/figure/
シーズンファイナル日本はどう締めくくるのか?
本日17日は国別ペアが終わった時点で『チーム日本』は、
きのうから1つ順位落とし、
アメリカ、ロシアに続いて3位からスタートとなる。
いよいよ目玉の男子フリー
今日は両者ともインタビューは無し、淡々とコンセントレーションを高める二人を映すのみ、集中力を高めてもらうために周りの気の使いようが伺える。
昨日羽生選手は『国旗を背負って出られる喜び』『羽生がいるから大丈夫』
と言われるよう、チームの背を押せる選手にと意気込むが、ルッツを失敗した彼は『悔しい』を連発していた。責任感の強い彼が、本日の試合に遺恨を残さない滑りを期待。
日本は2選手とも『オペラ座の怪人・ファントム』をバックに踊ることになる。
男子フリー出場順列は4番手にキャプテン無良崇彦選手、羽生結弦選手ラスト。
3番手ボロノフ選手のベテランらしい余裕の滑りで暫定1位。追う2人はこれを伺う流れで進んだ。
まずは、無良崇彦選手。
ボロノフ選手の直後であるにも拘わらず、落ち着いたキャプテンらしい堂々とした滑りで面目躍如、フィニッシュの顔は満面の笑顔。そして……順位は、暫定1位!前暫定1位のボロノフ選手以下を引き下げた。
そしてラスト。
ついに前日2位の羽生結弦選手の出番がやって来る。
彼にとって『オペラ座の怪人』プログラムは様々な記憶がよみがえるもの、
それに果敢に再チャレンジするというリスキーなもの。
……
美しい回転も難易度の高いジャンプも臨機応変に、完璧な滑り。
きのうの悔しさをバネに、彼は凄まじい集中力をみなぎらせ、
見事に滑り切る。
最期に柔和な顔で、天を見上げる目は崇高でさえある。
湧き上がる、スタンディング・オベーション
日本が一つになった瞬間だ。
滑り切った!満足感に日本の仲間と一人一人ハグする羽生選手に子供の様な笑顔。
192.31点!!!文句なしの1位。
本日の順位結果は下記の通り。
14年 ソチ五輪団体 銅 ジェイソン・ブラウン 2位 アメリカ
14年 GPカナダ 優勝 キャプテン無良崇人 3位 日本
15年 世界選手権 10位 エン・カン 4位 中国
14年 GPファイナル 銅 セルゲイ・ボロノフ 5位 ロシア
男子フリーはさすが全選手が,のびのび・活き活きと滑る姿が印象的だった。
2名の大活躍で一時は3位に落としたものの本日の結果・国別総合順位は。
アメリカ1位
日本が2位に還り咲き。
ロシア3位
の結果。
本日最後は、締めインタビューは、日本を2位に押し上げた羽生選手。
相当悔しそうにしていたが、
『日本はチームプレイで、相互優勝をめざす』
さて、明日は18時30分の女子フリーで『チーム日本』加速できるか?
目ざせチーム1位。