@遂に2万超の立役者UNIQLOと比較されてしまう、しまむらの正念場
10日9時過ぎに、東京株式市場は、国内企業の業績拡大や景気回復への期待感を背景に買い注文が出て、遂に日経平均株価は一時、15年ぶりに2万円の大台を回復しました。
終値は2万円を割りましたが、気候もこれから暖かくなるに従い、景気も上り調子になるとみられ、大方の国内企業の見方は大台を超えて行くだろうとみているようです。
その立役者になった注目企業は、ご存知のとおりファーストリテイリング、いわゆる『ユニクロ』の先に発表された売上情報修正だと言われています。
かつで、経営不振でトップが柳井氏に返り咲いて改善がされて以来、今日までのユニクロの攻勢は見事にここにきて花を咲かせたと言っていいでしょう。
その一方で、同じ業界でかつてデフレ時代の消費者の心をつかんで、一気に拡大を果たした『しまむら』はユニクロのそれと比較され、立て直しの岐路に立たされているようです。
景気復興に合わせて経営方向の修正の難しさが、ここに現れています。
岐路に立つしまむら、デフレ勝者の賞味期限
http://toyokeizai.net/articles/-/65302
筆者も何度か覗いた事ありますが、消費者目線の商品構成や雇用形態は良いと思っていましたし、個人的にお店は好きですけどね、ユニクロは雇用が相当スパルタンで、一時ブラック企業の話も出たような、無茶企業のイメージがあったのですが、やはりそこまでしないと、勝てないのでしょうか。
しまむらは、雇用の面でも働きやすい環境を作っていた企業なので、やっぱり経営はユニクロモデルだな、とかにならないように、もっと磨きをかけて是非活路を見出してほしいです。